バリ取り、ウチの場合

なんか、非常に興味深いツイが流れてたので、ちょっと書く(笑)。

ウチの場合、加工材料にはアルミのA5052(CNCで切削)と樹脂のABS(3Dプリンタで積層)が多いんだけど、いずれもなんらかの形でバリかそれに類するモンが出る。ABSの場合はまだ3Dプリンタなのでそう大事になるコトはないんだけど、CNCでぶった切るアルミの場合、必ずある程度のバリは出るし、酷い時には結構ヤヴァいレベルのバリが出る…まぁ、真面目に切削条件をチェックしてないからではあるんだけど、別に仕事でやってるワケぢゃなし、まぁシャーない。

で、それらアルミのバリを取るのにウチでやってる方法を紹介しとこうかな…というのがこの記事。

●外側直線や曲線には金尺

しょっぱなからツイの内容に当ててる(笑)けど、もうあまりに定番かもしれないが、ウチのバリ取り工具の筆頭はコレ。百均とかホームセンターで売ってる150mmのステンレスの物差し。たとえばこういうの。選ぶときは、表面がヘアライン系のピカピカの奴を探すのがオススメ。変に艶消しになってる奴は、切れ味が悪いから。

コレの「目盛りの無い側の角」を、バリのある切削物の端面角に直角に近い角度で当て、バリを削ぎ落とす。何度かやってると、効率良く削げる角度がわかって来ると思う。部品の外側端面、および大きな穴の内側端面なんかはコレでガリガリやる。

コレのいいところは、工具としての値段が安い事と、バリを取った後が非常に滑らかになるので、指が当たっても問題ない程度に仕上げるコトができるトコ。

で、こんなコトを書くと、「大事な定規をそんなコトに使って云々」といったクレームが付くコトがあるんだけど、そんなもん「バリ取り専用に定規を買って何が悪い」の一言でオシマイ(笑)。サンドペーパーではあそこまでの滑らかさは出ないし、ましてやヤスリだと下手すりゃバリをさらに増やしかねない。

元はと言えば、こういう作業には金ノコの刃の折れた奴を使い、その背のエッジで同様に削ぐようにバリ取りしてたという歴史があったりする。でもあれ、刃だから握ると痛いのよな。なんか巻いたら今度はキッチリと保持できなかったりするし。なので、その代わりになるものを探したら、この定規になったという次第。趣味なんだし、こういう工夫は当然だろうよ。もちろん、採寸とかに使う定規は別に用意する。そんなに高いモンぢゃないしね。

●内側直線や曲線にはノガバー、もしくはそれっぽい何か

バリ取り工具として有名なメーカーにノガってトコがある。ココのノガバーって製品が非常に優れもので、穴の内側のバリを取るならもうコレしかないって奴。そこそこ大きめの穴(φ8mmとかそれ以上)のバリ取りにはこれを使っている。今は廉価なエッジオフなんてのもあるみたいやね。

最近は特許が切れでもしたのか、他のメーカーからも同様の工具が出ているようなので、色々探してみるとイイんぢゃないかな。ちなみに、稀に百均にも出てたりする(爆)。

ノガの方では穴の内側だけでなく、直線状のトコのバリも取れるとしてるんだけど、ヲイラ的には直線状のトコは先の金尺の方が仕上がりがイイ感じがするので、コレは穴の内側だけにしてる。

●ネジ穴関係にはソコソコのサイズのドリル

ネジ穴等、数ミリ程度の穴のバリ取りには、その穴系よりも数段太いドリルを使ってる。ドリルの刃を持って、穴を開け直すかのように当ててクルリと回すと、概ねバリは取れる。

重要なのは、当てすぎると本当に穴を拡大してしまうので、手で持って当てる程度のチカラ以上にはチカラをかけちゃイケナイってトコかな。ましてや、動力で回したりするのは危ない。

もちろん、刃なのでこれも直接手で持つのは危ないから、何かを巻きつけたりするのがオススメ。ヲイラは長時間やるときは、熱収縮チューブを被せてしまうコトが多いかな。

本当はコッチもノガバーのシリーズにあるカウンターシンクを使うのが筋なんだろうけど、さすがに高価だからねぇ…。

 

とゆーワケで、ウチのバリ取りはこんな感じ。趣味のものづくりなんやし、誰に迷惑かけるでなし、好きにやったらエエと思う…死なない程度にね(^_^;)。

以上

Zak について

基本的にヲタクです。いや、別に萌えとかいうのではなく、ハマるとトコトン進めようとする癖があるので、自制が必要だという…。
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