2005/Nov./13


●2005年11月13日 DC化考察

フロントのディスクブレーキ化はある意味力技なので、部品さえ揃えばどうとでもなる。しかし、DC化となるとイロイロと考える必要が出てくるものだ。

サービスマニュアルを調べていくかぎり、どうもAPEのジェネレータにはヘッドライト系用の巻線しか搭載されていないようだ。これは、その出力がレギュレータのAC制御側に投入されてそのまま灯火用として使われている事からの判断である。本来なら、それにさらに巻線を追加して上の電圧を生成させ、それをDC制御側に投入してバッテリ等へ配線するのだが、そういう回路が巻線ごと存在しないのかもしれない。

となると、プランとしては次の二つになる

  • 現行ジェネレータを使い、灯火用の巻線からDCを生成する。
  • 他車ジェネレータを使い、正規?の巻線からDCを生成する。

後者にはコスト的な問題はあるが、一番素直な構造になる。前者はコスト的にはラクだが、ヘッドライトもDC化することになるためバッテリ上がりに注意しないといけない。

構造上、後から後者を選択する事も可能なので、まずは前者でDC化してみたい。その場合、実装しなければいけない配線としては

  • バッテリ充電系配線追加
  • メインスイッチに灯火系電力のON/OFF追加

といったあたりが必要だろう。実際には以下のような配線を作成することになる。

黄色の線でジェネレータの出力を取り出してレギュレータへ投入し、DC化した出力を赤色の線でバッテリの充電に回すのが基本的な回路。その赤色の線をメインスイッチを通してからワイヤーハーネス内の黒色の線に接続すれば、全ての灯火類がDC点灯されるという筋書きである。

ジェネレータからの3Pコネクタのところで黄色の線でインターセプトするわけだが、ワイヤーASSYと一体化を基本にするなら、別にコネクタを咬まさなくてもワイヤーハーネス側の白/黄の配線を外せば済むだろう。

さて、うまくいくかな....。
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