2001/Sep./19


●2001年9月16日 オイルクーラー取り付け、他

この土日の二日間で、さらにエンジンに関する煮詰めを行いました。

●シフトドラムストッパ

 チョイ前に書いた通り、CD90のシフトドラムストッパに新たにニュートラルを削り込んだものを使っていたのですが....実に不可解な事が発生してしまいました。

2本ほどピンを抜いたので、1速から旧ニュートラルへと4速から旧ニュートラルへは入らないようになっており、実際に手で回しながらでも全く問題がない事を確認していました。

ところが、実際に走行していると、1速からは問題ないのですが、4速からだとなんと旧ニュートラルへ入ってしまい、その後どちらにも移動できるピンがないために、そこで立ち往生してしまうという問題が発生してしまいました。

停車時ではなく走行中に発生する事から、なんらかのハズミかなぁとも思いますが、もうこれ以上原因を深く追求する根性がないワタシは、思いっきり手抜きな手段に出る事にしました。

これまた以前書いたとおり、12Vモンキーのストッパはニュートラルの位置以外は完璧なものでした。で、どうせ一気に掻き上げるのだから、3速ー4速の間にニュートラルがあっても構わないではないかと考え、これを削って新たに1速ー2速の間にもニュートラルを作成する事にしたんですわ(^_^;)。

これなら、どちらの端もガッチリストップしまうので、全然問題がありません。実際走行してみましたが、予想通り3速ー4速にあるニュートラルが問題になった事は最初の一回だけで、後は全然問題がありませんでした。

なお、作業にはこれまた手抜きな方法として、車体を45度ぐらい傾けてオイルを抜かずにやってしまいました(^_^;)。ドレンボルトの磁石にはかなりの鉄粉がついていたので、こっちは掃除しておきましたが....。

●オイルクーラー取り付け

以前の85ccエンジンに取り付けていたクーラーを、今回も取り付ける事にしました。クーラー自身の取り付けは、ステーを作り直し、かなりガッチリ取り付けました。

以前はフレームへの固定方法もかなりアヤしいものでしたが、今回はUボルト等でゲシゲシに固定してます。ついでにクーラー自体もフレームの逃げ加工を行い、フレームにクーラー本体が当たるまで寄せました。

で、シリンダーヘッドからオイルラインを取り出すワケですが....あれ?今までの取り出し口がハマらない(^_^;)。ゲロゲロ、形状がちごとる....

どうも12Vのベアリング仕様のカムになってからは、カム穴へのハメコミの直径が小さくなったんですね。元々のエンジンが6Vベースのものだったために、それ用の大きなハメコミ部のあるオイル取り出し部品のため、ハマらないという状況になっていたのでした。

構造上、ここのハメコミはあってもなくても良いのではないかという気がしたので、オイル取り出し口側のデッパリを糸鋸とやすりで除去してしまいました。実際問題、最近のモノにはこのデッパリはないようですし。

で、パッキン入れて取り付けて、キックしてオイルが出てくる事を確認します。次にそのオイル出口とクーラーとホースでつなぎ、キックしてクーラーの反対側からオイルが出てくる事を確認します。

最後にホースでクーラーとオイル入り口をつないで一服ですね。

当然、エンジンを回すとオイルがクーラーにもまわるので、オイルレベルが下がってしまいます。そのために、少しだけオイルを補充してホントの完了です。


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