2004/May/09


●2004年5月9日 フロントブレーキブレンボ化

ちょっと時間が開きましたが、ようやくフロントブレーキのブレンボ化実行です。

●残りの部品

まず、必要な残りの部品に関してですが、ホースはアールズのホーネット リア用にしました。派手なのは避けたかったのですが、なにぶんバーゲンで安かったものですから(^_^;)。バンジョーボルトのみ、一本だけブレンボ用を購入しました。

マスターに関してですが、ストックしていたのはミラーサポートがないため使えず、新たにDIO用をオークションで落としてきました。しかしこれ、インナーの取付口周辺が恐ろしくサビてたため、分解掃除ののち、本体以外の部品をストックのマスターから部品取りしてニコイチにすることにしました。

●取り付け作業

現在のNSR50用のブレーキは、マスターのところでバンジョーを取り外して除去しました。もちろん、最悪の場合はまた使うかもしれないので、できるだけフルードを漏らさないようにして保管しておきます。

キャリパを前回作成したサポートを用いて取り付けます。この辺はボルトオンなのでなんの問題もありません。

前項でレストアした11mmのマスターを取り付け、ブレーキホースを這わせます。Rのついたバンジョーがキャリパー側で、ストレートがマスター側になります。ワッシャ等を忘れずに入れ、きちんと締め付けて全て完了です。

で、最後にミラーを付けようとしてまた問題が....これ、8mmミラーなんですよね。元のは10mmなので、ミラーアダプタが必要になってしまいました。早速買いに行きました。

●エア抜き

フルードを入れ、エア抜きしようとした時点でさらに問題が発生しました。バンジョーとエア抜きボルトとの間隔が非常に狭く、メガネレンチが入りません。しかもホイールとエア抜きボルトとの間隔も狭いので、スパナも入らないのです。

仕方がないので、一旦キャリパを外し、ダミーのディスクを噛ませた状態でエア抜きする事にします。エア抜きボルトに注射器をホースでつなぎ、一気に吸い出して粗方のエア抜きを済ませます。その後、慎重に少しずつエアを抜いて、ちゃんとディスクを挟めるようになったらOKです。

●当たり付け

パッドとディスクを馴染ませるために、ちょっと荒っぽい作業を行います。エンジンをかけ、クラッチを入れて走れる状態にし、フロントブレーキを軽くかけたままで軽く走り出します。ブレーキのかけ具合とアクセルの具合を調整し、できるだけブレーキを強く握った状態で走るようにします。

その後、今度は前ブレーキを引きずったまま普通に道を走ってみます。概ね、これだけでパッドの当たりが出てくると思います。

●効き具合

まだ完全にパッドが馴染んだわけではないと思いますが、それでもかなりの効きがあります。マスターとキャリパーのレシオも問題ありませんでした。もしこれでマスターに1/2なんか使ってたら、握るのが固いくせに効かないブレーキになってしまうように思います。

それから、やはりブレンボらしく微妙なコントロールがしやすいのが良いと思います。握り始めから徐々に効いてきて、グっと握るとロックするぐらいの強力な効きが出ています。イジった甲斐がありました(^_^)。


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