2004/May/16


●2004年5月16日 ゴリラ静音化計画

なんとか静かな走りができないかと、こんな計画を立ててみました。

●コトの起こり

現在、中古品のヨシムラ タイプ4を付けていますが、これには二つの大きな不満点があります。一つはやかましい事。もう一つは、継ぎの部分がガタガタになり、そのままでは走っているウチに抜けてしまう事です。特に、バッフルを入れて静かにさせようとすると、背圧が増加するせいか走行中に見事に抜けます。これでは安心して走っていられません。

●以前の実験

以前にも一度この問題の解決のために動いた事がありました。それは、タケガワのボンバーのエキパイにマグナ50のサイレンサーを溶接してもらい、若干内部を加工してヌケを確保してみた事でした。

音量に関してはまぁ及第点だったのですが、ヌケが思った程確保できず、特に坂道を登るとその違いが顕著に出てしまうのでした。ロングツーリングには活躍してくれましたが、それ以降は非常用のマフラーとして車庫に眠っています。

●今回のプラン

前回の失敗は、純正の50cc用のサイレンサーを使った事にあると判断しましたので、今回は同じ純正でも遥かにハイクラスのサイレンサーを使おうと考えました。具体的には、105ccのゴリラに対してその2倍以上の排気量を持つ単車のサイレンサーを使ってヌケと音量の両立を図ろうというわけです。

具体的には250ccクラスか400ccクラスの純正サイレンサーをモンキー用のマフラーのエキパイに溶接してもらう事を想定しています。

ただし、今回は以前のような一体モノのサイレンサーを切り出すのではなく、スリップオン可能なモデルのものを流用する事にしました。というのは、マグナ50のサイレンサーにしてもそうなのですが、表向き単なるパイプに見える所が、実は内部的に細工されている場所だと言うケースが結構あるみたいだからです。サイレンサーがボルトオンされているモデルなら、少なくともパイプの部分はそのままで使えるだろうという読みです。

●調査

早速、オークションでCBR400RRのエキパイを安く落札してきて、集合部直後の部分でカットしてみました。最初はディスクグラインダーでやってたのですが、結局金ノコの方が素早く切れました(^_^;)。

で、切ってみてビックリなのですが、あの集合部からサイレンサーまでの太い部分は、内部にパンチングメタルとグラスウールの吸音構造が仕込まれているんですね。さすがはホンダ、芸が細かい感じがします。まぁ、幸いそれらはすっぽり抜ける構造になっていたので、早速除去してしまいました。これで太いパイプのエキパイ部品ができました。

でも、パイプ径がかなり太いので、これに合致するモンキー用のエキパイというのはあまりないかもしれません。もしかしたら、元のモンキー用サイレンサーの一部も使って溶接しないとダメかも(^_^;)。


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