ZakTermの部屋

updated 2004/May./03


ココはMac上でのH8ソフト開発を楽にするために開発したZakTermの部屋です。ダウンロードのリンクはページの一番下にあります。使用しているフレームワークはCocoaなので、MacOS X専用です。たぶんMacOS X 10.2以降で動作すると思います。

●コンセプト

MacOS Xになりシェルがネイティブに使えるとはいうものの、やはりターミナルからの処理は面倒なものではないかと思います。というか、私にとっては面倒です。正直言って私はアホなので、いちいちターミナルからゴチャゴチャやったりスクリプトを書いたりするのは得意ではありません。

また、シリアルポートを経由してH8にソフトを書き込む一方で、その後の別の動作に関しても同じシリアルポートを使用するために、その切り換えが面倒でなりません。その後の別の動作というのは、シリアルポートを用いてH8上に作成したシリアルモニタにアクセスし、各種の調査/デバッグを行うような作業の事です。このために、毎回ソフトを書き換えようとする度にシリアルターミナルを終了してターミナルを起動(=H8Writeの起動)するというのが面倒で仕方がありません。

で、そういう自分のために少しはその辺を楽にできるソフトを書くことにしました。

構造としては、

が共存していて、H8Writeを起動する度に自動的にシリアルターミナルがクローズし、書き込み後すぐにまたオープンできるようなものを考えました。

●ユーザーインターフェース

可能な限り簡単に作ったために、画面は非常にシンプルな構造になっています。ま、悪く言えば手抜きですね(自爆)。

●シリアルターミナル部

ごらんのとおり、なにもありません。ポート切替、レート切替のポップアップメニューと、Open/Closeボタンだけです。

一応デフォルトを覚えるようになっているので、一度切り替えたレートは次回起動時にも覚えていますし、ポートもそれが存在する限りはそれを自動的に選択するようになっています。

●H8Write部

こちらもごらんのとおり、なにもありません。H8Writeへの設定項目が並んでいるだけです。通常はシリアルターミナルで使用しているポートに対して書き込み動作を行います。

H8Writeそのものは各自でインストールしてやってください。初期設定に、H8Writeの場所を指示する項目がありますので、そちらでH8Writeの実行ファイルの場所を設定してやればOKです。

Openボタンで設定した書き込みファイルは、一度設定すると次回以降は同じファイルを書き込もうとしますから、コンパイル結果のファイル名が変化しないかぎり、コンパイルしたら即Write Itボタンで書き込む事ができます。もちろん、CPUの設定も全て覚えています。

なお、シリアルターミナルとは異なるポートから書き込む場合は、初期設定でその指示をすれば、以下のようにこちらでもシリアルポートを選択する事ができます。

●Todo

まだまだ未完成で、妙な挙動も残っています。

  • エラー処理、全然やれてません。エラーがあっても何も表示できてません(^_^;)。
  • シリアルターミナルのコントロールコードのサポートがダメダメです。今はCRやLFを暫定的にサポートしてるだけです(笑)。
  • 同じく、カーソルの形を四角くしたいのですができてません。
  • なぜかH8Writeからの標準出力がエラー出力に混じったりします。なぜ?
  • 他、多数。

●ダウンロード

ZakTermは以下のリンクからダウンロードできます。基本的にフリーウエアですが、著作権は放棄しません。もし万が一、なにか寄付したろと思う方がいらっしゃいましたら、投げ銭程度で結構ですので投げてやってくださいm(_ _)m。

ZakTerm version 0.5

●謝辞

ZakTermの公開に際し、H8WriteのGUIラッパー部の公開に快諾頂いたみついわさんに感謝します。

●履歴

バージョン 日付 変更点

0.5

2004年04月30日
公開


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