HTML Runtimeの部屋
ココはiPadアプリ「HTML Runtime」に関する話を挙げていく部屋です。一応有料アプリですが、最低料金でやってます
(笑)。現在のバージョンは0.6です。ただ今、0.7を計画中です。
●概要
HTML Runtimeは、その名の通り与えられたHTMLファイルをweb
viewに接続し、画面に表示させるだけのアプリです。ですので、画面上にはHTML
Runtimeとしての表示は一切行われず、また、ユーザーによる操作も全てHTMLへの指示として作動します。
特徴として、
- 全画面であること。無用なステータスバー等も全て排除しています。
- 全てローカルに保存。HTMLファイルや関連ファイルは、iPadの容量が許す限り、全てローカルに存在できます。そのため、
LAN環境のない場所でもOK
- 純正のweb viewを使用しています。
ですから、基本的にsafariで見えるものは全て表示されるハズ(^_^;)です。
といった点があります。
●使用方法
- HTMLファイル群はzipで圧縮し「demo.zip」と命名してください。
- iTunesのご自身のiPadを選択し、App/ファイル共有経由で上記「demo.zip」をHTML
Runtimeへ追加してください。
●サンプルファイル
動作確認用のサンプルファイルを置いています。まずはこれらで動作を確認してみてください。なお、確認時にはファイル名を上記の通りに変更してください。
- 基本的なカタログっぽいサンプル
- クリックした先のページが、一定時間毎に遷移していくサンプル
●注意
- HTMLファイル群のトップには必ず「index.html」を配置してください。
- HTMLファイルには、必ずフォント指定をつけてください。
- "mailto:"のリンクはメーラーの起動につながります。外しておいた方が無難です。
- 別窓を開くカタチでの遷移はできません。全て同じウインドウの中で遷移するようにしてください。特に、JavaScriptから
の別窓に関してはロックするコトが報告されています。
- 絶対パスで外部へのリンクを指定した場合、ネットが接続されていればそちらへ飛んでしまいます。意図して行っている場合は構いま
せんが、ローカルへの変更忘れにはご注意ください。
- もちろん、Flashは使えません(笑)。
- 大きなdemo.zipファイルをコピーした場合、展開のため最初の1回だけは起動に数十秒かかることがあります。
- 別のdemo.zipファイルを上書きした場合、以前の展開ファイルを消去するため次回起動時に追加で数十秒かかることがありま
す。
- zipファイルを作成する時に、HTMLファイル群が含まれたフォルダそのものを指定すると、そのフォルダがファイル内ディレクトリのトップになってしまい、うまく動作しない事があります。
●今後の予定
- 複数zipファイルへの対応。切替をドコでやるのかが問題。「設定」アプリでWifiのノード探しやってるみたいに自前のコードが動くにはどうすればイイんだ?
- 前回終了した位置への復帰。「設定」にスイッチを設けて実装の予定。ほぼ目処はついている。0.7にて実装の予定
- 外部モニタ対応。ようやくケーブルが手に入ったので、調査開始。
●謝辞
- 今回のアイデアを与えてくださり、サンプルファイルをご提供くださり、さらに様々なサポートをしてくださっている作家の都築由浩先生に
感謝します。
- Objective C用のzip解凍ソフト「ZipArchive」
を公開してくださっているacsolu氏に感謝します。
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