2003/Apr./20


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●2003年4月19日 ようやく到着、早速イジってみるが....

ぷらっとホームから納期の連絡があり、ようやく昼過ぎに佐川急便で到着する。うーむ、精密機器を佐川に預けるとはいい度胸だ....。

早速開梱して電源を投入できる状態にしてみる。デフォルトのIPが「192.168.253.254」のため、直接LANにつなぐわけにはいかない。おまけにクロスケーブルも持ってないので、昔使っていたホコリだらけの10BASE-Tのハブを引っぱりだしてくる。

Ether-0側と接続し、Mac側のIPを適当な値(192.168.253.xxx)を手入力してOBSにWebブラウザでアクセスしてみる。ん?動かないぞ....なになに?あ、URL間違ってる(^_^;)。正しくは

http://192.168.253.254:880/setup.cgi

なのね。単純に「http://192.168.253.254/」ではダメなのか。すでに負け戦が始まってしまったのかもしれずと焦る....。設定画面はあらかじめぷらっとホームのページで確認していたが、やはり意味のわからない設定が多数ある。これを少しずつ理解していかねばいけないのね....。

一通りイジってみて動作していることを確認したら、早速HDDの取り付けにかかる....っと、その前にシャットダウンしないといけないのね。確かにこりゃ「サーバー」だわ。

んで、サクっとバラして手許にある30GBのHDDを取り付ける。この辺は得意な範疇なので特になんの問題もなく終了。組み上げてカバーして元の接続に戻して起動する。

オンラインマニュアルを開き、ターミナルからtelnet。我が人生初のtelnet(^_^;)。

telnet 192.168.253.254

これでコネクションができて、相手のコンソールがこっちに.....こないな。なかなかログイン画面が来ない。しばらくほっとくと、タイムアウトだかホザかれて勝手に終了(T_T)。頭に来て適当にリターンとか連打してたらようやくログインが表示される。なんだこの遅さは?おまけにdeleteキーが効かない。これってなんかESCコードが違ってるのか?

よくわからないけど、とりあえず作業を進める。suコマンドでまずはスーパーユーザーへ移行。ここから先はそうでないと使えないコマンド多数だし。

んで、早速初期化を行う。

fdisk /dev/hda

ん?コマンドが見つからない?マニュアルにはそー書いてあるぞ。早速こーいうところで引っ掛かる。どうやら

/sbin/fdisk /dev/hda

と入力する必要があるようだ。きっとこんなのは常識だってコトなのだろう。んで、その後、oコマンドで空のパーティションテーブルを設定し、nコマンドで二つのパーティションを生成する。さらに一方のシステムIDを0x82にしてswap領域とする。生成結果はこんな感じ。

Disk /dev/hda: 30.0 GB, 30005821440 bytes
16 heads, 63 sectors/track, 58140 cylinders
Units = cylinders of 1008 * 512 = 516096 bytes
   Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
/dev/hda1            63     57600  28999152   83  Linux
/dev/hda2         57601     58140    272160   82  Linux swap

swap領域のサイズはマニュアルの見本を参考にしている。んで、パーティション1にファイルシステムを設置するために

/sbin/mke2fs /dev/hda1

を実行する。おお、なんかそれらしくHDDへアクセスしとるやないの。次に(実は最初一度忘れたのだが)スワップ領域の初期化として

/sbin/mkswap /dev/hda2
/sbin/swapon -a

を実行する。swaponがナニを意味するのか知らないけど、マニュアルにそうしろとあるので一応やっておく(^_^;)。

これで初期化まわりは完了。次にOSを展開する。おっと、その前にマウントだ。自分でマウントの指示をするなんて、PC-8001のFDD以来やな。

/sbin/mount /dev/hda1 /mnt

んで、ココでマニュアルはいきなりアーカイブの解凍作業に入るのだが、そんなもん当然入っているわきゃない。当然ftpを使うことにするが、ftpのコマンドってmanを見てても結構分かりづらい。んで、サクっとNetFinderにご登場願う。所定の入力を済ませて/mntを見にいくと....なんかパーミッション関係でハネられる。ターミナルに戻ってls -lしてみると、確かにアクセス権がない。というのは、セキュリティの関係でrootではログインできないようになっているからでもあるんだけど。

しょうがないのでchmod 777 /mnt(要するになんでもアリ)してアクセス権を確保。再度NetFinderで確認すると、ちゃんと開くことができた。そこへマニュアルに指示された6つのファイルを全てコピー。ああ、ドラッグ&ドロップでコピーできるのって本当に便利だわと思う反面、ターミナルを基準にモノを考えたらどんな酷いUIでもGUIであるだけでアリガタいと思うのかもとか考える。

コピーが終わったのですべてのアーカイブを解凍する。この辺は完全にマニュアル通り。細かい仕様はわからないし。

cd /mnt
tar xzpf base.tgz
tar xzpf etc.tgz
tar xzpf contrib.tgz
tar xzpf comp.tgz
tar xzpf kern.tgz
tar xzpf man.tgz

うーむ、さすがに結構時間がかかるなー。でもHDDがソレっぽく動いてるからヨシとする(笑)。次にマニュアルに従いデバイスファイルを生成させる。

cd /mnt/dev
./MAKEDEV generic

んで、ここで問題発生。なにやらターミナル画面に大量にエラーが表示される。以下はその一部。

mknod: not found
chown: not found

とりあえずよくわからないので放っといて(爆)、マニュアルに従いMAKEDEVを消す。

rm MAKEDEV

次にROMにあるfstabってファイルをコピーしてきて編集する。

cp /etc/fstab /mnt/etc/
vi /mnt/etc/fstab

我が人生初のvi(笑)。でもこれ、ターミナル用のソフトだからだろうけど恐ろしく使いづらい。正直な話、便利なんだろうけど使えなければ不便って感じですね。入力モードとコマンドモードの違いもわかりにくいし。というワケで、次回からはこの手の作業は全てftpしてMac側で編集することにする。

今回編集する中身としては、

/dev/ram1 /     ext2 defaults 1 1
none      /proc proc defaults 0 0

/dev/hda1 /     ext2 defaults 1 1
/dev/hda2 swap  swap defaults 0 0
none      /proc proc defaults 0 0

に修正しておしまい。本当にこれであってるのかなぁ....。特に最後の行の意味がワカラン。あとはマニュアルに従ってHDDをアンマウント後、起動元を変更して終了。なお、flashcfgコマンドは居場所が違うことに注意。

cd
/sbin/umount /dev/hda1
/usr/sbin/flashcfg -c harddisk

んで、再起動をコマンドから実行する

/sbin/reboot

とブートして.......こねぇぢゃねーか(大泣)。ここまでのプロセスを3回やって3回ともダメ。全部ステータスLEDが6の段階で勢い良くHDDへのアクセスが始まったあと、だんだんアクセスが遅くなり、数時間経過しても起動しない。そのクセ、時々HDDへのアクセスがあるという....。

時間的に遅くなったので今日はココでおしまい。あうあう(T_T)。

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