Bトレモジュールの部屋

updated 2003/Oct./19


ココはBトレインショーティー用モジュールレイアウトの検討用の部屋です。いくつかのプランを整理するための部屋ですね。検討はせんごくしるばぁさんトコの掲示板で行われています。基本的な仕様はこちらの掲示板をご覧ください。線路は基本的にはユニトラックを使う事とします。

●規格案

  • B4パネルを無加工で使用する。
  • 複線間隔33mmとする。(ユニトラック規格
  • 外側線路はモジュール手前端面から60mmのオフセットとする。
    (対向式ホームの幅 42mm+道床幅半分 12.5mmを設置可能のため)
  • パネル端面より道床を4mm突き出す(収納時の分解性向上のため)。ただし、コーナーモジュールはその限りではない
  • パネル複数枚接続のモジュールを製作する場合は、パネル間に突き出し分の8mmの板を挟み込んで長さ調整を行う事
  • フィーダは、内側外側線路ともに内側レールを白とする。KATOのパックにおいて、ノッチ前進で時計周りを基本とする。
  • フィーダは基本的には全てのモジュールに取り付けるが、工作が大変な場合はコーナーモジュールのみ給電ナシでもよい。手法としては
    • フィーダ線路を使い、パネルの穴から裏に出す。
    • ターミナルジョイナーを使い、パネルの穴から裏に出す。
    • コーナーモジュールの場合は、フレキ用のターミナルジョイナーを使う
    • 穴工作が大変な場合は、ターミナルジョイナーの電線を割き、モジュールの両端のジョイナーと交換する。
  • 背景につい立てが必要な場合は、B4パネルの内側に立てる事。パネルの外側に板を立てると、隣と当たって接続できなくなるため。

●全体図

すべてB4パネルで製作する場合の全体図は以下のような感じになります。ただし、路線図はイメージで、実際の寸法ではありません。

●直線モジュール案

現時点でのモジュール案は、コーナーモジュールの関係からこのようになります。

なお、下図における黒線の線路配置は道床中心線であり、実際には緑線の幅25mmの道床が存在します。

S186+S186 または、それに相当する長さの直線レール

このモジュールの作り方はいたって単純で、単にパネルの前縁から上記のオフセットの位置に線路を取り付ければOKです。注意点としては

  • 手前側の線路の位置寸法は、必ず下縁から測ります。そうすれば、万が一パネルの前後が297mmより誤差があっても、並べた時にパネルの前のラインは揃うからです。
  • 左右の線路の出っぱりは基本的には4mmですが、これもパネルの左右が354mmより誤差がある場合を考え、左右同じだけ出っぱるようにします。
  • 複線間隔は、先に位置を出した手前側の線路の位置から測ります。これをパネルの下縁から測ると、計測誤差が2倍になるのでよろしくありません。ここは間隔が33mmであることが重要であって、下縁からの距離は関係がないからです。
  • 線路の切り口は必ず揃えます。可能であれば、複線パネル線路か何かを治具にすると、複線間隔も一挙に揃えることができます。

●コーナーモジュール案

直線モジュールにおける線路の配置寸法は、コーナーモジュールでの配置寸法をそのまま適用したものになります。なぜなら、直線モジュール自体は単純に直線2本を引くだけなのでどんな寸法にもできますが、特にユニトラック等のカーブ半径の決まった線路を使う場合の実現可能なコーナーモジュールの配置寸法は、幾何学上限られているからです。

なお、下図における黒線の線路配置は道床中心線であり、実際には緑線の幅25mmの道床が存在します。

●案1:出入口だけユニトラックで、残りはフレキを使う場合

出入口はS29を使用し、残りはコルク道床をしいたフレキレール

試作品の参考写真はココにあります。

このモジュールを製作する時は以下の点に注意して下さい。

  • パネルの寸法をよく確認して下さい。1mm程度の誤差なら無視して構いませんが、それ以上の誤差がある場合は寸法に注意する必要があります。
  • 上部S29の位置は、必ずまず左縁から外側コーナーのS29への寸法ととり、次に複線間隔の33mmを計測して内側コーナーへのS29の位置を決めて下さい。理由は直線モジュールと同じで、計測誤差を減らすためです。
  • 右部S29の場合は直線モジュールでの位置決めと同じく下縁からの手法になります。
  • 曲線部をケガキする場合、中心点の位置決めには注意が必要です。上記の寸法は外形寸法が上記の値である場合に有効な寸法であり、それが違う場合には換算が必要です。現に、私が購入したものは上下も左右も1mm小さいものでした。中心点の上下方向の位置はS29の位置で決まります。ですので、まずは上端から29mm下の平行線を書きます。その上でパネルの上下寸法の実測値から半径を計算しなおして中心点を決めて下さい。
  • 線路を取り付ける順番ですが
    • 上部S29をしっかり固定します。その際、フレキと接続する側のユニジョイナーは外しておいてください。固定にはゼリー状の瞬間接着剤がお勧めです。
    • コルク道床を接着します。ただし、KATOのコルク道床は幅が32mmもあるので、後からバラストを蒔く事も考えて24mmに削ります。もちろん、削るのは道床中心側です。
    • フレキの先端に通電ジョイントを取り付けます。これは両側とも取り付けてください。
    • 上部S29にフレキを接続し、フレキを曲げつつ固定していきます。フレキは、カーブの出口あたりが一番暴れやすいから、先にカーブ出口を固定するというワケです。固定はKATO釘13mmを使う事をお勧めします。パネルの裏に先端が露出するので、怪我に注意して下さい。
    • 右部S29を取り付ける長さを考慮して線路をニッパでカットします。必ず片刃のニッパを使い、上下方向にカットしてください。
    • コルク道床右部終端部に6mmほどの穴を開けます。そこを通してケーブルをとおし、ターミナルジョイントを両方ともフレキに取り付けます。
    • 右部S29を上部と同じように接着します。上部のと同じように、パネル内側のユニジョイナーは外しておいてください。
  • 線路の切り口は必ず揃えます。可能であれば、踏切線路を複線にして治具にすると、複線間隔も一挙に揃えることができます。

●案2:R100の極小半径カーブを使う場合(現時点ではR100が未定)

64mm:S64
97mm:スライド線路
171mm:S64+ス
ライド線路
204mm:S124+ス
ライド線路


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