2000/Jul./08


●回路基板

なんとかVISORから信号を取り出す基板もあがったようなので、こちらでもそれを受けるベースになる基板を切り出しました。デジカメないので写真はナシ(^_^;)。この基板はシャシーとしての強度部材でもあるので、必ず強度のあるガラスエポキシの基板を用いる必要があります。しかも、今回のはプロトタイプ=実験用なので自由に工作が可能な両面蛇の目基板にする必要があります。

サイズはシャシーの平面形と同じにするので、サンハヤトでいう93タイプの倍のサイズ(96タイプだったかな)の物から切り出します。ちなみにこれ、3200円(^_^;)。安いのを秋月あたりでもう少し大量に仕入れておくんだった....(T_T)。

切り出しにはプロクソンの丸鋸が便利ですね。時々切れ味が悪くなりますが、油を微量たらしてやると復活します。ただし、あまり多くの油をつけると基板が汚くなってしまうので、極少量を何度もやらないとダメです。この丸鋸の薄い刃は結構使えます。なんせ、ICピッチの蛇の目基板のランドとランドの間を切る事が可能なので、あまりランドを無駄にしないで済むんですわ。

この切り出しにはガラス粉末が大量に出るので、ガレージなどの作業場でやらないと後が大変です。特に体につくと、風呂に入ってもなかなか取れず、数日カユい思いをする事になります。

基板とシャシーとの結合には、以前作成してヤメにしたシャシーの残骸を使います。シャシーのプランを決めて最初に作成したLアングルを使い、これをモーターの上部2箇所のネジ穴を使って固定し、ここからジュラコンのサポータを介して取り付けます。また、まん中にはモーターからの配線を通す穴をあけておきます。

予定では、モータードライバや光センサーは全てこの基板から下にサポータをのばして取り付ける事にしています。これは、シャシーを外した状態でもデバッグができるようにするためです。メンテナンス性ってこういうところで決まるので、注意が必要ですね。

あと、実はこの基板はそのままバッテリのコネクタ受けになる予定です。つまり、バッテリはそれ自身に直接コネクタをつけておいて、そのコネクタの力で電池を支える予定です。

シャシーをその2にした時点でこの構成はヤメにしました(^_^;)。

2000/Jul./08追記

VISOR用拡張ボードが上がってきて、実際に載せてみて気付くアホウは私です(T_T)。拡張ボードのピンの数は15×4列あります。しかし、上記のカットで私は偶数個のランド幅を持つように基板を切り出してしまっていました。つまり....このままではどっちかに片寄ってしまいます(バカ)。

幸い、秋月で安いガラスエポキシの基板を数枚購入していたので、それを使って切り出し直しました。あと、実際にVISORを載せてみて前後方向の重量バランスをみていたのですが、どうもVISOR用拡張ボードからの配線がモーター用電池予定地を喰っている感じがするので、これまた考慮が必要ですね(T_T)。


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