標茶町営軌道 その2
2002/Aug./14 記録
2005/May/02 追記
今回は、まず前回すっぽかした風雲橋の撮影から行いました。
表向きは昭和50年代に設営された橋というコトになっていましたが、橋の付け根のプレートを確認した所、確かに簡易軌道のための橋であった事がわかりました。
さて、本題の標茶町営軌道本線なんですが.....。やはりソレと特定できる場所ははっきりとはわかりませんでした。、ただし、開運町から出発した列車が、当時の牽引力でオソツペツまで上がるコトを考えると、少なくともかなり南の温泉のあたりまで回り込み、そこから山を回り込んで北上していたものと考えられます。
現在、ソコにはちょうど町道があり、ゆっくりと山を回り込んで上がっていくコースになっていました。コレが本線跡なのかどうかは、現在でははっきりしません。
また、国道はオソツペツ川を渡った直後に右に直角カーブになっていますが、実は左にも細い道があり、これを進むとやはりあまり起伏のないコースであったコトから、これが本線跡だったのではないかと推測していますが、こちらもそれらしい跡は確認できませんでした。
標茶町郷土館でこのあたりのお話をしたところ、やはりこういう時期の資料は散逸しがちだそうで、早急な整備が望まれるところではないかということでした。
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