前輪のディスクブレーキ化に成功したヲイラは、調子に乗って(大して必要でもないのに)後輪のディスクブレーキ化までやっちゃったのであった(笑)。
前輪での作業である程度慣れたので、後輪はサクっとリム組みを行った。
タイヤもサクサクと組み上げ、実際にホイールを車体に取り付けてみると…
おお、今度はディスクアダプタをひっくり返さなくてもクリアランスが確保できてるぞ。
というわけで、ここから採寸を行う。
実はこの時、iPhoneの「計測」が非常に有能だったコトを書き添えておきたい。長さに関しては全然精度が足りないんだけど、角度が一度単位で計測できるのは結構デカい。しかも、相対角度まで計測できる。
なので、幾何学的に相似形の形状をCADに書き起こし、計測した相対角度をセットし、最後に何箇所かキーになる寸法をノギスで計測してセットすると、割とサクサクとスイングアーム周りの寸法関係が図面に起こせたのよね。これは便利。
で、そこからキャリパサポートの図面を引き、またもや3Dプリンタでプリントして実際に装着してみたのがこれ。
全然問題なし。ただ、形状的に少し弱そうに思える部分があったのでそこだけ補正してアルミで切削し直した。
後はひたすら組み上げるのみ。
で、今回はちょっとサボってスペーサの寸法をマトモに検討せず、前回のと同じ長さで組んでみたんやが…
キャリパが左へ寄り過ぎている…というより、キャリパホルダが右に寄り過ぎているのね。スペーサは二箇所に4mm厚を2枚で8mmにしていたので、改めて2mm厚のものを2枚削り、トータル6mmで再実装。
うん、これで問題無し。その後ワイヤリングを行なって完成したのでした。
実際に試走してみても、特にガタつきもなく普通に使えるリアブレーキになったので、こっちもVブレーキ関係を撤去しました。
以上