遅ればせながら、ようやく確認。ああ、なるほどなぁ…
ああ、これかぁ。今ごろやっと見た。技術的なお話はともかく、Appleがコレを研究しているコト自体は、実は全く驚かない。なぜなら、Mac以降AppleのUIやUXをAppleたらしめている要素は、まさにこういった「余白」の部分だと思うから。
FinderにしてもiOSやiPad OSにしても、操作の遷移部分で色々とちょっとした動きが入っているコトが案外重要な点であるコトは、それこそ最初のデザインガイドからずっと言われてるコトだからね。
それこそ、能力が足りない68000なMacが白黒で、しかもウインドウを動かすのに中身の描画ごと移動させる能力すらないから、マウス操作時は枠線だけでも移動させていたとか、その手の細工は山のようにあったワケで。
何かをクローズしたなら、元のアイコン目掛けて小さくなっていくアニメーションとかもそう。処理的には無駄でしかないけど、あるとないとではユーザーの印象は全く異なるし、それが使い勝手としても案外大きな影響を及ぼしていたりもするワケで。
んで、MacOS Xの最初の段階でヲイラがボロカスに言ってたのも、そういった実装の大半がダメになってたからやからな。
Macはデスクトップで、それをなんとか移動できるようにとPortableになりBookになり、電話のフリをしたiPhoneでより一層人に近づいてきて、AppleWatchでかなり密接にくっついてきてるけど、それでも画面の中からは出てこれなかったのがこれまでのAppleなワケやから、「人に寄り添うUI/UX」を突き詰めようとした時、画面から離れる選択をするしかなかろうってコトは容易に想像ができるワケですわ。
記憶が間違ってなければ、ヲイラがロボット業界へ移動した頃にMac業界の人と話をしていて、「次にヲイラがWWDCへ行くことがあるとすれば、この手の何らかのUI/UXとしてのロボット絡みになるのかもね」って話題を出した気がするんやけど、そういう意味でも「やっぱりな」と思う。あの頃でも既に、UI/UXとしてのロボットの研究は日本国内に色々あったし。
まぁ、あのAppleなのであまりサーボの仕事等には期待してないけどね…色々吸い取られそうなので(^_^;)
さて、どうなりますか…