[Essay] ウイルスに関するヲイラの認識

あんまり専門外のコト書きたくはないんやけど、こんな状況下ではせめて「自分がどう認識しているか」ぐらいは書いておかないと、毎回説明するのが面倒になってくるんよね。

当然やけどヲイラの認識なので、科学的に間違っている可能性は結構あるでしょう。無論、間違ってると分かった部分は後から直しておくつもり。それこそが科学的な態度やと思ってるのでな。

なお、あくまで認識なので統計とかデータの類を載せる気はない。面倒やしな。不可解に思ったら、自分で調べてくれ。

●ウイルスって何?

ヲイラの認識では

「生物に対して何らかの改変を行う物質」

やね。パソコンとかのアップデートパッチみたいなものか。なので、ソレ単体では何の意味もなく、ましてや物質なので意思とか一切なく、ただ改変情報だけが存在している…と理解している。なので、生物によって感染するウイルスは当然異なるわな。Windows用のパッチとMac用のパッチが違うように。ま、多少オーバーラップする奴もいるらしいけど。

で、よくできたもので一回パッチが当たると同じやつの二回目はないらしい。いわゆる免疫って奴やな。感染して自然にできる免疫もあれば、後述のワクチンで強制的に免疫を作らせるって方法もあるワケやな。

なんで生物がそんなモンを受け付ける仕組みになってるのかは知らないが、予想では生存戦略の一部やったんとチャウんかなと思ってる。生存戦略においては、多様性こそが鍵やからね。世の中一般にシンプルイズベストって言うけど、あれは生存戦略においては全く当てはまらん。なぜなら、世の中の環境がどう変わるかなんて誰にもわからんからな。変化した後に生き残るのは、その新しい環境でも生きれる要素を持ってる奴だけや。強者生存ではなく適者生存って言う奴やね。

つまり、長い年月のウチにシンプルなだけの奴は大抵絶えてしもうて、それなりに多様性を持つ中から適合する奴が生き残ったんやろな。その過程で、多様性を維持する仕組みの一つとして「なんか物質を得ると動きが変わる」という性質を持った奴が生き残ってしもたんやろな…と。

当然やけど、免疫も一度できたからって全てのウイルスをハネるコトはないわけや。そんなコトしたら新たなパッチが当たらんからな。

生殖も似たような話だよね。大半の生物は生殖してると思うけど、あれも多様性を維持するための行動やと聞いてる。ま、ヲイラは末代なワケやが(自爆)。

で、このウイルスってのはソレ自体には意思はないけど、機能として

「生物に食いついて機能改変させた挙句、同じウイルス物質を体外へ放出させる」

って仕組みがあるみたいやね。というか、そういう仕組みがある奴が残ってウイルスって呼ばれるようになったんやろな。

単にそうやって複製して撒かれるだけなら多分何の問題もないんやろうけど、実際にはその過程で生物に色々な改変を行った結果、色々な作用が発生してるワケや。それが高熱であったり湿疹であったり、ウイルスによって色々みたいやけどな。

中には生物の機能を完全にではなく中途半端にダウンさせる奴もいるみたいやね。その結果、ウイルスがいなくなっても機能不全…いわゆる後遺症って奴が残るんやろな。あ、完全にダウンってのは、死亡ってコトよ。

で、ココからがより厄介な話なんやが…

どうもウイルスってのは結構バグ?があるらしく、必ずしも同じウイルス物質を体外へ排出させるとは限らんみたいなんやな。つまり、生物間を移動するにつれ、ウイルス物質自体も改変されていくらしい。必ず改変されるとは限らんのやろけどね。そうやってウイルスの形状?が変わっていくそうな。いわゆる型ってのがそれかな。

その結果、どんな作用を持つ新しい型のウイルスが生まれるのかは、いわゆるギャンブルというかサイコロらしいな。ある程度の枠はあるらしいけど、ランダムに決まるみたい。その生物にとって良い作用なのか悪い作用なのかも含めて…ね。

で、時には死亡するような作用を持つものができてしまうらしい。単純に考えれば感染即死亡させる程のウイルスってのは、排出前に死亡させてしまうなら他には広がりようがないワケや。広がるってコトは、死亡させる前に周囲に対して排出させてるってコトやろね。

時々「ウイルスは必ず徐々に弱毒化する」って言ってる人がいるけど、こう考えるとホンマか?って思うわな。だってウイルスが広がっているコトと、感染した結果死亡するコトにはあまり関連がないんやもの。感染して他に広げて、その後に死亡ってのを繰り返すなら、その生物が絶滅するまで継続するコトはあり得るからね。

そうそう、繰り返すけどウイルスはあくまで物質なので「ウイルス自身が絶滅しないように」とか考える能力ないからね。

今回の新型コロナウイルスに限って言うなら、どうもその改変速度が異様に早いらしいな。インフルエンザの場合はある程度型がわかってるみたいやけど、それがあっという間に増えていってると認識してる。インフルエンザも改変が行われて型が増えてるんやろうけど、たぶんゆっくりしてるんやろね。

●ワクチンって何?

ヲイラの認識では

「特定の型のウイルスに対してのみ、その作用を阻害する物質」

かな。阻害させる方法は免疫によるもので、つまり強制的に生物に免疫を作らせるコトでパッチが当たるのを防ぐワケな。なので、当然ワクチンってのもある意味でウイルスに近い物質…もしくは近い物質を生成するような物質ではあろうよ。

ウイルスにいろんな型があるのは既に書いたけど、ワクチンってのは(ある程度の幅はあるかもやけど)そのどれかにしか効かん。なぜなら、免疫が対応できるウイルスが決まってるからやね。前述の通り、パッチ別に生成されるのが免疫やからな。だから○○ワクチンってのがたくさんあるって認識や。

たとえばインフルエンザのワクチンも何種類かあって、それぞれいくつかの型にしか効かんらしい。なので、毎年「どの型が流行しそうか」からワクチンを決めてるらしいな。

今回の新型コロナウイルスに限ると、前述の通り型の増えるペースがハンパやないらしい。なので、古い型のウイルスには効くワクチンも、新しい型のウイルスには効きが悪いか、もしくは効かんらしい。

せやから「ワクチン打ってても効かんのやからワクチンなんか関係ない」とか言うのはアホの言うことや。ウイルスの方が一歩上手を行ってるだけで、それまでのウイルスに対しては効果があるハズなんやな。むしろ、それで済んでるからまだ助かってると見るのが正しかろう。インフルエンザかて、型違いのワクチンは効かんらしいんやからな。

●今、自衛としてどうすべきか

これまでの話から考えれば、ウイルスの問題が落ち着くには色々なパターンがあろう。けど、少なくとも今回の新型コロナウイルスに関して言えば

「感染しない/させない」

のが一番ってコトになる。自然免疫?そんなもん今回の新型コロナウイルスに関しては型がコロコロ変わってるんやで。その度に感染してその度に高い熱だして、場合によっては後遺症が残るワケや。なんの意味もないがな。むしろ、先回りしてワクチン入れて免疫を作成して作用を阻害せんと、永遠に回っていくわな。

それに、前述の通りウイルスの変化は生物の中で行われるワケや。つまり、感染者こそが次の新しい型を生産してしまってる存在やねん。自然免疫なんてのは、型の変化がクソ遅いウイルスにしか意味はないってコトとチャウんか?

ウイルスが移動していく手段は、どうやら接触よりは飛沫の方が多いと聞く。つまり、飛沫を出すのも吸い込むのもできるだけ避けるしかない。100%の効果があるモンなんて存在しないのだから、できるだけやるしかないねんな。マスクってそういうコトやろ。

無論、クソ夏に日中外を歩いてる時にマスクなんかしてたら今度は熱中症や。でも、ウイルスのコトを考えればマスクでもするしかない。というコトは、そもそも

「可能な限り外歩きを減らす」

「人混みは避ける」

しか方法がないワケやな。ましてやこの状況で、街の酒場で大声張り上げて宴会なんてのは、みんなで感染しましょうの会でしかないわな。だってそこに来てる客の全てが非感染者である保証なんてないからな。

ライブなんかもそうやな。大声張り上げてバカになるのはヲイラも好きやけど、今はよーせんわ。感染も後遺症も怖いもん。

とりあえず、今の所のヲイラの認識はこんなトコや。念の為もう一回書くが、これはあくまでヲイラの認識やからな。

Zak について

基本的にヲタクです。いや、別に萌えとかいうのではなく、ハマるとトコトン進めようとする癖があるので、自制が必要だという…。
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