ずっと、家で食べられる「甘くて辛いカレー」を追い求めてる。
大阪の日本橋(にっぽんばし)周辺へ電子部品の買い出しに出掛けていると、当然あの周辺で昼飯を食べるコトになる。その時、大抵はマドラスってカレー屋へ行くコトにしてる。そこのカレーは他ではあまり食べたことがない不思議な味。最初の数口は、口内が甘ったるく感じる。そして、食べ進めるとどこかで急に「辛い!」ってなるんよな。家でそれっぽいカレーをどうにかして作りたいと思って、ずっと色々試していたんやが、ようやくちょっと納得できる再現可能な奴にたどり着いた。
最近、カレーウドンを食べてると体重が抑え気味になるコトに気づいたので、もう一ヶ月近く3食カレーの日々が続いている。で、毎回色々と試しては味を確認する実験ができたんだよね。
●材料(公称8〜10皿分)
- 肉(牛でも豚でも鶏でも)200〜300g
- 玉ねぎ 6〜8個
- 人参 3本程度
- リンゴジュース(100%) 180mlの1缶程度
- マンゴーネクター(50%) 220ml程度
- 生姜 1チューブ
- 花椒 若干(おこのみで)
- 市販のカレールー辛口(8〜10皿用) 箱の半分
- カレー粉(業スーにあるハチ食品の) 1袋
- コンソメ 1個
- 水 400ml程度
●作り方
- 鍋にリンゴジュース、マンゴーネクター、水を入れ、コンソメを落として火にかける。ウチは400mlのカップがあるので、そこにリンゴジュースを入れ、上からマンゴーネクターを入れて400mlに合わすって感じで作ってる。なので、上記のような妙な数量になる。
- 肉をそのまま投入して撹拌し、バラけさせて火が通りやすくする。
- 人参を刻んで投入。お好みではあるけど、ヲイラは割と小さめに切ってる。
- 玉ねぎを刻んで投入。
- 生姜1チューブを全部絞り出して投入。「や〜」って掛け声を入れても良い。
- お好みで花椒の砕いたのを入れる。ヲイラはティースプーン1杯程度
- そのまま30分以上煮込んでから一旦放置。途中、水の量が目に見えて減ってたら継ぎ足す
- 充分に冷えてから再度火を入れ、煮立ったところでカレー粉を袋全量、カレールーを箱の半分投入し、ゆっくりかき混ぜ、全体に馴染ませる。
- このまま一晩放置。
- 食べる時は、都度火にかけて煮立たせ、必要な分量を取ったらもう少しだけ煮立たせてから蓋をして火を止めるようにすると、痛みにくい。
●食べた感じ
最初果物の甘さが来て、次に口内全体に辛い感触を感じるけど、舌先までが辛いってワケではない。最初、全部普通のカレールーで作ってると、舌先まで辛くてちょっと違う感じだったんだよね。業スーのカレー粉には塩分は入ってないようで、これが功を奏してるって感じ。
明確な塩分はコンソメ1個と箱半分のカレールーに含まれてる奴だけなので、減塩メニューとしても悪くないと思う。
まだまだあそこのカレーには程遠いけど、遠く離れたこの地で、家で食べるカレーとしては、悪くないトコまでたどり着けたかな。