今度はリアキャリアの実装をやってみた。これには二つ意味があって、一つはもちろん荷物を積めるコト。もう一つは、折りたたんだ時にタイヤが接地しないコト。これにより、フェンダーを実装しても壊れなくなるんだよね。
さて、リアキャリアをどうやって取り付けるか。当然、折りたたみ前提なので、スイングアームに全てが載っている必要がある。また、後ろは車軸近くに固定するのが荷重的に望ましい。従って、まず車軸に共締めでタブをつけた。
ディレーラ側
ディレーラの固定ネジを変更し、共締め。無論、車軸も共締め。ブレーキキャリパ側
こっちはブレーキキャリパステーを削り直し、タブを追加。
さて、問題は前側の取り付けをどうするか。普通の自転車ならシート下にダボがあるが、コレにはないし、なにより折りたためなくなるのでアウト。で、ちょっと探してみると案の定エエモンが見つかった…。

で、これにこんなアルミ材を削って当ててみる。

ミソなのは、元々このアダプタはシートフレームの上端に引っかかるように設計されているというコト。シートポストのクランプを兼ねているからね。で、その為の段差を利用して抜けどめにしてある。
シートポストと同じ直径の円盤。30mm弱。 シート部のフレーム外径と同じ直径の円盤。31.8mm。 押さえ板。
ま、内側のは色々と肉抜きしたけど、ゴミが入るのがイヤなので最後の板はそのまんまに。
で、これをどこに取り付けるのかというと…ココね。
エラストマーゴムの固定ボルトを長いのに変更。 先のセットを固定。この段階では仮締め キャリアのステー幅が広いので、スペーサをカマして固定。
これで前側の取り付けができたので、安心して後側も取り付けをし、結果、こんな感じに。

なお、残念ながら20インチ用のキャリアだったのだけど尻上がりになってしまい。折りたたみ時の姿勢がヨロシくないので、もう少し細かく設定可能なアルミキャリアに交換の予定。
[追記] アルミ製のアジャスタブルなキャリアに交換してみた。Powseedとかいう会社のものらしい新古品が安く手に入ったので。

ただこれ、チョイとモノの作りが荒っぽいのが残念。一部にはネジ差し込んだままドブ漬け塗装か何かをやっちゃってるトコあるし。
一応、ある程度は強度が出そうなんだけど、ステーは作り直した方がイイかもしれないなぁ…。
以上。