自炊のススメ(笑)

春になって新環境で生活を始めた若い衆の中には、ハヂメテの自炊ってなってる人も結構いるのかな…と思います。なので、そんな人向けに如何に安く手を抜くか…を、少し書き連ねてみようかな…と(笑)。

●自炊は工作である

ヲイラの周囲(ネット上も含む)にいる人の大半はそうだと思いますが、普段は割とスパンの長い設計なり開発なり工作なりを行ってると思います。何日も何週間も何ヶ月も掛けて何かを産み出すべく活動されてるかと思いますが、当然それらはなかなか完成しないので、いわゆるカタルシスとか達成感とか言われるモンを中々得る事ができません。

また、責任範囲が明確でなかったり、分担で一部しか関わっていなかったりするコトもまた、今ひとつ釈然としないモンがあったりします。

しかし、料理は短期(基本的にはホンの數十分)で結果が出る上に、美味かろうが不味かろうが全て自分の責任です。こんなに簡単に達成感が得られるモンは早々ないんぢゃないかしら(笑)。なので、工作のつもりで取り組むと自然に作業ができるんぢゃないかと思います。

あと、当然のコトながらシンドい日もあるワケで、そんな日はサクっと外食にしてしまいましょう。無理に自炊だけにしようとしない方が、長続きするんぢゃないかと思います。

●自動化できるモンは自動化する

今や白物家電って言葉も死語かもしれませんが、冷蔵庫や電子レンジは割と当たり前にありますよね。ウチは電子レンジを使わなくても良いモンしかやりませんが、電子レンジならではの手法もありますので、便利に使えばヨイのだと思います。

炊飯器を使えば、タイマーを仕掛けておいて朝一番に暖かいご飯を食べるコトだってできるワケです。コメなんて簡単に研いで仕掛けておけば済むお話。ほんの数分の作業ですね。

手近なトコでは、皮むき器(ピーラー)があると超便利です。包丁の扱いに慣れてなくても、これなら簡単に人参やジャガイモの皮を剥く事ができます。無理に包丁でやる必要なんかないのデス。手抜き万歳!(笑)

自動化の範囲からは少し外れるかもしれませんが、スーパーにあるカット野菜は積極的に活用したいトコロです。閉店間際に行くと安くなってる率も高いですから、買ってそのまま帰宅して飯を作るならお得感もありますし。

例えばキャベツの千切りを買ってきて、それでお好み焼きを焼くって方法もあります。キャベツをみじん切りにするのが面倒でも、これなら超簡単に作れますね。

●冷凍をガンガン活用する

これには大きく二つの意味があります。一つは、業務スーパーとかにある冷凍素材を活用するってコト。カット済みホウレン草とか玉ねぎとか、素材レベルで冷凍してある素材をストックしておくと、「使いたいときに」「使いたい量だけ」出して使うコトができるので、とても便利です。

もう一つは、買ってきたものや自分で作ったものを冷凍保存しておくってコト。無論、この辺は自己責任の範疇ではありますが、ウチだと豚バラの薄切りと鳥皮は、スーパーで買って、小分けにした上で冷凍庫へ放り込んでいます。味は少し落ちるコトになりますが、食えればイイのって感じですね(^_^;)。

炊いたご飯を小分けにして冷凍し、食べるときに電子レンジで加熱してってパターンもよく見聞きします。ウチの場合は一日分しか炊かないので毎回炊いていますが、それが面倒なら週末に一気に炊いて冷凍ってのもアリかと。

●洗い物をできるだけ減らす

食べるまでは良いものの、そのあとの片付けって結構面倒だったりします。なので、出来るだけ洗い物が少なくなるような工夫をするとラクになれます。

例えば、冬場だと2〜3人用の土鍋を活用し、炭水化物も含めて全部鍋に入れて調理してしまい、食べる時もそのまま土鍋から食べれば、洗い物は土鍋と箸類だけになります。夏場だと炒め物をフライパンで作って、そのままフライパンを食卓に置いて食べるとかですかね。そのためにも、フライパンのサイズには注意が必要ですが(笑)。

さすがにフライパンはアレでも、大皿に全部盛ってしまうという方式にすれば、細かい洗い物は消えます。そうやって、できるだけ洗い物を減らす方向でメニューを考えるのがオススメです。

●調味料は神

同じ食材でも、調味料が変わると違った味わいになって飽きなくなるので、できるだけ色々な調味料をもっておきたいトコロです。最初はサラダ油、塩、胡椒、醤油程度からで構わないと思いますが、好みに応じて追加していけばヨイのかなと思います。

ウチだと定番は他にゴマ油、オリーブ油、味醂、液体味噌、ソース(焼きそば用、お好み焼き用、ドロ)、ケチャップ、クレイジーソルト、味覇改め創味シャンタン、麺つゆ(希釈用)ってトコですかね。最近は花椒とかも追加されてますな(^_^;)。

●キャンプ飯レシピはいい参考になる

最近流行りのグランピング方面のは何の役にも立ちません(笑)が、ソロツーリングなんかでのキャンプ飯のレシピを知っておくと色々便利かと思います。基本的にはコッフェル一つとかフライパン一つで調理するコトが多いので、洗い物問題とか手間問題とかだいぶラクな形になってるコトが多いのです。

そういう情報源としては、アウトライダーって雑誌がオススメ…だったんですけど、今ちょっと事情でストップしてますね(^_^;)。ただ、復活情報が流れてきましたので、そのうち復活するものと思います。

●道具は徐々に

普段の工作においては、道具はとても重要でできるだけ良い道具を使いたいものです。ハンダごてにしてもレンチ類にしても、やはり良いメーカーの良いグレードのものを使うと作業の質まで一気にあがります。

しかし、料理道具に関してはあまり上ばかり見るのはオススメしません。料理道具って、結構青天井なトコロがあって、上を見始めると本当にキリがありません。また、ガチプロ用の道具には「常時メンテしないと家庭用以下になる」ものまであるので、手間を考えればあまりプロ用を見るのは得策ではありません。なので、最初はホームセンターで普通に買える道具にしておくのがオススメです。

ただ、慣れてきたときに試してほしいのは厚め(2mmとか3mmとか)の鉄のフライパンでしょうか。やはり肉を焼いて食うという行為においては、鉄のフライパンで焼くと何か違って感じられます。いわゆる黒皮というか、鉄そのものが剥き出しになっているフライパンで焼く肉って美味しいんですよね(^_^;)。

手入れにしても、料理が終わったらすぐに流水の中でササラで内側の汚れを擦り落とし、綺麗になったら火にかけて乾燥させ、薄くサラダ油を塗っておくだけですし。外側?気にしなーい(笑)。

●まとめ

そういうワケで色々と書き連ねてみましたが、基本的に料理って「火が通っていて」「適度な塩味」があれば食える場合が大半ですので、それを基本に色々やってみればヨイのだと思います。好みの問題も大きいですしね。で、やってくうちに自分のスタイルができてくるんぢゃないかと思いますよ。

以上


Zak について

基本的にヲタクです。いや、別に萌えとかいうのではなく、ハマるとトコトン進めようとする癖があるので、自制が必要だという…。
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