XBUSライブラリ弄ってたら、なんか必要な気がしてきたので…
●概略
XBUSサーボはシリアルパケットで駆動できますので、信号線等はシンプルに一本で全部に回すコトも理論上は可能ですが、実際にはあまり長くすると信号が鈍ったりして問題が発生し始める場合があります。また、一本のバスに全員が乗っていると、誰かがチョンボした時に一蓮托生で全滅してしまうコトもあります。どっかの自動運転バスが事故ったのと同じですね。
また、昨今のXBUSサーボはトルク的にもかなり大きいですので、電源周りをシッカリしてやらないと期待するトルクが出ないコトさえあります。少なくとも、バッテリコネクタがRCサーボコネクタで済んだ時代はもうとっくの昔に終わってますな。
いわゆるロボコン方面を見ていると、この辺があまり理解されていないのか、結構甘い作りで失敗してる例が散見されるように思います。なので、とりあえずマトモに使える奴を用意してみようかな…と。
●概要
現時点ではまだ基板設計を終えただけの段階ですので、そのスクショを…

左の大きくGNDって書いてある場所はハンダランドになっていて、ちょうどその裏にプラス側の同様のハンダランドがあります。完成時には、ココにシリコンケーブルを直接ハンダし、ケーブルの先にXT60コネクタを取り付けておこうかな…と。
独立したXBUS端子が16ポート、あとArduinoから出せるPWMポートも6ポート出しておきました。どうしてもRC用PWM信号でしか動作しないデバイスを扱いたい場合もあるでしょうから。
コネクタ間は3mm取ってありますので、XBUSサーボのコネクタも斜めにならず真っ直ぐ差し込めます。
XBUS端子はそれぞれ独立したバッファを介して信号が伝達され、ポートの保護抵抗もプルアップも独立していますので、電源系に重大な問題が発生しない限り、誰かがどこかでヘマをやっても残りのポートは生き残れるようになっています。
ただし、誰かがヘマをやった場合、状況によってはXBUSサーボからの情報取得は難しくなる場合がある点には注意が必要です。
●部品表
(工事中)
●更新情報
- 2025/09/13:初出
●頒布情報
ヤフオクのヲイラのアカウントにて頒布を開始しました。よろしくお願いします。
時々、メイカー系イベントで頒布してると思います(^_^;)。