前回の改造車検では主ブレーキは省略ってコトで通したんやけどね。
●なぜそう考えるに至ったか
今のところ、このトレーラは750kg以下なので主ブレーキ(走行中に能動的に掛けるブレーキ)は省略可であるという規定(道路運送車両の保安基準 第12条の2)に基づき、駐車ブレーキしか実装していない。
が、この規定を適用する場合、ウチのトゥデイで牽引が認められるトレーラの車両総重量は、トゥデイの車両重量の半分までしかない。現状、それが360kgであるコトはヒッチメンバーのページに書いた
先日の改造申請が通り、日本のホイールが使えるようになった現在のトレーラの車両総重量は340kgになっている。つまり、残りのマージンが20kgしかないねんな。これでは水を積んで残り10kgってコトになる。さすがにマズい。
それに、やはりバッテリ能力の少なさが少々気になっているので、もう一個バッテリを積みたいとも思っている。これがまた約10kgある。もう何も積めなくなるワケや。
で、302登録の時に申請した数値のひとつとして、トレーラに主ブレーキがある場合の牽引可能な車両総重量ってのがあるんやが、これは今でも1220kgもあるんよ。なので、無駄にトゥデイに重量加算して主ブレーキ無しでの牽引可能な車両総重量を上げるぐらいなら、トレーラに最低限の主ブレーキを搭載し、これを認めてもらうコトでマージンを遥かに広げるコトが可能になるねんな。
で、今日また久しぶりに軽自動車検査協会を訪れて確認したところ、やはり前回同様書類を揃えて主管事務所へ持って行く形になるらしい。なので、またしても色々と書類を揃えるコトになってしもうた。
●ちょっとした目処
とはいえ、実はなんの目処も無しに考えてるワケでもない。先日交換した車軸はトゥデイのリアホーシグそのままなので、実はワイヤーによる駐車ブレーキ(サイドブレーキ)の他に、ペダルを踏んだ時に動作する油圧ブレーキのシリンダが既に仕込まれている。まぁ、オーバーホールは必要かもしれんけど。
そして、当然やがトレーラには灯火類としてブレーキランプの信号がトゥデイから伝わっている。ならば、これをトリガにして、電動でマスタシリンダを作動させれば、トゥデイのブレーキに連動してトレーラのブレーキも作動するコトになる。
この場合、機材として必要なのは電動のマスタシリンダ、ブレーキホース、連動用の回路基板(一応絶縁しておいた方が良いやろうから、リレー経由にしようかなと)ぐらいだろうか。おそらくいずれもそんなに大きなモンではないだろうから、そんなに重量増にもなるまい。
ただ、先の確認の時に同時に聞いてみたトコロ、軽規格のトレーラにおいては大半が慣性ブレーキらしく、電動のものは見かけないそうな。使える機材を探すのに少し難航するかもなぁ…最悪はトゥデイのマスタシリンダを自作のアクチュエータで押し込むコトも考えないとアカンのかもな。
(継続中)