色に対する感覚には大幅に個人差があると思うねん。
風水とか色々な形で色に関する感覚が出回ってるけど、正直言ってヲイラの感覚に合致してる話を聞くコトはあんまりない。大抵はヲイラから見れば上辺だけの「よくある話」を語っているに過ぎないし。
例えば、赤色は多分一般にはポジティブに感じる色であるとされると思うが、同時に危険信号でもある。多分、人間の血の色が赤やから、それが出てくる=死ぬってトコから来てるんやと思うけどな。焚き火や炭火の色も赤やし。
青色は水の色で、静かなイメージに適用されるコトが多いと思うが、色温度的には実は赤よりも遥かに高温で危ない。焚き火よりもガストーチの方が温度高いからな。
緑色は植物の葉っぱの色で、人間の目にも良いとされて一時期はグリーンモニターなんてのもあったけど、森に入れば当然紛れてしまう。街中にも緑は案外あるから、そこに紛れてしまうと交通事故的に危ない色でもある。
黄色は金色を想像させるせいもあってかお金にまつわる話が多いみたいやが、「黄色い声」という言葉もあるとおり日本語的には少し気が狂れた状態を表す色でもあるわな。
白色が聖的で黒色が邪的な発想が多いけど、それもヲイラから見れば単なる裏表に過ぎん。誰かにとっての聖は誰かにとっての邪や。そういう意味で、灰色はどっちつかずって感じやな。でも、世の中はグレースケールであり灰色の存在を認めないってコトは単なる二元論しかできないってコトになる。
ヲイラ自身、自分の中に二元論性が燻ってるのはわかってるので、今も灰色の服を着るコトはないが、灰色の存在自体を否定したらアカンとも思ってる。
黒づくめに対する批判を聞いたが、それは赤ずくめでも白ずくめでも変わらん。そこに神経を使いたく無いのだろうなとは思うけど。まぁ、安全を考えると夜間行動するときの黒づくめは危ないけど、多分青づくめでも危ないやろな。
ちなみに、ヲイラの普段の配色は基本的に黒色を含む寒色ベースに暖色のアクセントや。それがヲイラにとって一番落ち着くからな。ただ、機能や経済性を優先するので必ずしもこの通りにはならん。トレーラのベース色をアイボリー色したのは、汚れが目立ちにくい範囲で可能な限り太陽光を反射(=室温低減)するためやし。トゥデイの赤色は実は偶然や。当時それしか無かったから今も赤色ってだけやな。まぁ、今となっては気に入ってるけど。
こんな感じで、色に意味を感じて自分のまわりにどう采配するのかは、本人の感覚次第やと思う。本人が気に入る色を采配するのが一番であって、どの色はどういう意味であるとかその手の話を押し付けるのは論外やと思うで。
まぁ、強いて言うならヲイラ的には迷彩色は安全上の理由があるので、屋外では避けて欲しいけどな。あれ、ホンマに見えなくなるから、特にクルマを運転してるときなんかは危なくてしゃ〜ない。ましてや子どもに着せるのはさすがにアホかとさえ思ってる。
そもそも「色々」って言葉がある通り、色なんてそれぞれの好き好きにしたらええと思うねん。色に画一的な意味を求めてどないすんねんな?って思うで。
じゃあ、色に画一的な意味を述べてるのはアホな奴なんか?って思うかもしれんが、それはそれで違う。それこそ二元論そのものやな。ヲイラ自身を含めてどこにも完全な人間なんざおらん。エエ面もアカン面も持ってるもんやからな。ただ、その他人が言う色の意味に乗る必要性は全く無いと思うだけやな。