クラッチ握ったらニュートラルランプが点灯する人向け
車検から帰ってきたCB-Fなんやが、お店からいくつか指摘があり、その一つが「クラッチを握るとニュートラルランプが点灯してしまう」であった。
回路図を追いかけてみると、多分これやな…ってのがあって、取り外して確認してみた。
そう、シリコンレクチファイヤやな。テスタで導通を確認すると、双方向共に0Ω…ああ、内部で短絡故障してやがる。
で、ネットで値段とか確認してみると、1800円だの2500円だの3000円だのと目から火が出るような価格。なので、サクっと作ることにした。
買ってきたのはこの二つ
カプラはホムセンのカー用品コーナーによくある奴やな。ダイオードは秋月で、一番電流流せそうな奴にしといた。まぁ、10Aも流すコトができれば間に合うやろ。ここはスターターリレーのコイル電流ぐらいしか流れないし。1本あれば足りるんやが、万が一チョンボした時のための予備も含めて5本買っておいた。安いし。
で、まず試しに壊れたシリコンレクチファイヤをカプラのメスのハウジングに差し込んでみる。
案の定、問題なく刺さるね。なので、サクサクと工作を進めていくコトにする。まずオスのハウジングを切り裂いて端子が丸出しになるようにする。
次に、買ってきたダイオードの両端を8mm程度カットし、熱収縮チューブでカバーして、オス端子をカシメる。
ヨリ線をカシメてる普段なら一切しないコトやが、コイツは単線なのでこのままでは接触不良間違いなしやから、ハンダを流し込んでおく
コレをグニグニと曲げていき、先ほどのハウジングにハメてしまえば完成。もちろん、ダイオードの向きに注意やな。
で、サクっと車両に取り付けて動作確認…うむ、直った。
ま、そうそう外れるコトはないとは思うけど、後でテープ巻きにでもしておきましょうかね。
ちなみに、コストはトータルで300円弱やな。まぁ、ハンダとか熱収縮チューブ入れても400円はせんと思う。