CB125Tに乗ってて一番違和感を感じたのがココ。ステップ上での足の位置が落ち着かない。これを改善してみるコトにする。
違和感は特に右ステップが酷く、車体をホールドするために内に寄せるとカカトがペダルの付け根に乗り上げてしまい、足が浮く。

で、コレを解消すべく、靴当てを製作して実装するコトにした。
まずはいつものように採寸して3D CADで設計。

まずは3Dプリンタで印刷してみて当てがってみる。う〜ん、ちょっとイマイチか…。
で、若干修正し、いつものように切削しバリ取り。
で、コレを取り付けるのだが、ここでいくつか残念なコトが発覚
まず、このステップを固定しているボルトの下側はM10なのだが、なんとこれがまさかの細目(さいめ)。オマケに、当初20mmのスペーサを入れる予定だったのだが、上側のM8は長さが50mmまでしかない。(ステンレスは使わない主義)
オマケにボルトの頭も普通のキャップぐらいしかないので、これでは靴を傷つけてしまい厳しい。
で、対策としてさらに3Dプリンタで部品を作るコトにした。元の板金データからサクっとデータ作成。今度は左右対称の構造に。
で、これをまた3Dプリンタで印刷してボルトどめ。裏は薄型のUナットにしてある。あまりキツく締め上げるワケにもいかないので…。
上から見るとこんな感じ。これでだいぶ楽になる。
(2019/11/07追記)
今日、初めてガチのブーツを履いて乗ってみたのだが、なぜかまだシックリこない。原因を調べてみると、どうもステップラバーの変形量が問題っぽい。
これは厄介やなぁ。他のステップに交換したいところやが、付け根の幅が今時のよりも狭いのよね。う〜ん…
(2019/11/27追記)
この純正ステップを外してよく観察すると、実はラバーの断面が日の字になっていて、鉄パイプが刺さる穴とは別に、上部ラバーの内側に空洞があるコトに気が付いた。そりゃフニャフニャするワケだわ…。
で、以前から何かに使えそうだと思っていた「シューグー」を試してみるコトにする。

これ、靴底を再生できる素材なので、よくあるシリコンコーキング剤よりも強度が期待できる。実際問題、成分表示が「未加硫炭化水素樹脂、合成ゴム、テトラクロロエチレン」ってなってるし。
で、コレを上部の穴に詰め込んでみた。エア抜きしながら一度パンパンに詰めたのだが、立てて乾燥させたら、ヒケたのかさらにエア抜きが進んだのか、2/3ぐらいまで減ってしまったので、追加充填した。

硬化には24時間ほど待つ必要があるらしいので、明日の晩にどうなっているのか確認しよう。
(2019/12/02追記)
そういや、取り付けて走った時の感想を書き忘れてたので、追記。
結論から言うと、メッチャ良くなった。特にミッション入れる時の感覚がハッキリしたね。カカトのあるブーツを前提にしている人の場合は、これ結構効果的なんぢゃなかろうか。大抵の場合、足はペダルがカカトの前端に当たるように乗車し、そのポジションのままミッションを上下させると思うのだけど、その際の支点がしっかりしたって感じやね。
とりあえず、これでこの項は完了やな。