CB125T オイルクーラー計画

キャブのセッティングが出始めてくるにつれ、油温がマズい感じがしてきた。今は真冬だが、この時期で90度オーバーってコトになると、夏場は超ヤヴァいコトになるのが容易に想像できるので、オイルクーラーの導入を検討するコトにする。

オイルクーラーはエンジンオイルを冷やすワケだが、当然どうにかしてオイルクーラーコアにオイルを送り込む必要がある。最初からオイルクーラーが設定されているエンジンであれば問題はないが、そうでない場合どこからオイルを取り出すかが問題になる。

通常、エンジンにはオイルポンプがあってコレでエンジン内部にオイルを循環させ、潤滑と冷却を行なっている。従って、オイルポンプの出口からパイプを伸ばし、オイルクーラーコアで放熱した後に元のオイルラインに戻してやるのが基本的な考え方になる。

CB125Tに関してこの辺りを調べてみると、クラッチカバー側にオイルポンプがあり、そこから2系統のオイルラインがクラッチカバー内部と右クランクケース内部に仕込まれているようだ。この二つのラインは並行しており、ガスケットで隔てられているだけらしい。

このうち、最も高温になるシリンダーヘッドへ行くラインはクランクケース側、クランクへ行くラインはクラッチカバー側のようだ。しかも、二つあるラインは途中で一度合流していて、万が一どちらかが詰まっても補填されるようになってるっぽい。しかし、これはチと厄介でもある。

なぜなら、物理的にオイルを取り出せそうなのはその合流点の手前になるため、オイルクーラーへの圧送が行われようとすると負荷となってしまい、反対側の通路の流量が上がるだけになってしまう可能性が高いからだ。

これはどうしたもんかなぁ…

(2020/01/30追記)

悩んでても仕方がないので、先人のお知恵を拝借するコトにした。その結果、案の定両方を塞ぐ必要がありそうだ。クランクケース側の加工はケース割までしなくても加工可能らしいので、それらも含めて準備を色々行うコトにする。

まず、よさげなオイルクーラーコアを確保。CBR1000Fのものらしい。ヤフオクで1000円程度。このオイルクーラーは「本線上」に設置されるので、エンジンを切ってもオイルはたまったままになる「ホース口が上側」なものを選んだ。でないとエンジンを起動してからオイルが回るまでにかなりの時間が掛かり、その間にエンジンが傷んでしまう可能性があるからだ。

(ちなみに、CB-Fなんかは下側についているが、これはオイルクーラーが専用のオイルラインになっていて、冷えたオイルは一旦オイルパンに戻され、そこからエンジンに回る仕様になっているから可能なのだと推測している)

また、これは勘が当たったのだが、取り付け部の穴寸法がφ6mm/穴間隔が40mmと、そのままUボルトでフレームに取り付け可能な寸法なのがうれしい。Uボルトを探したところ、41mmのM6のものがあったのでこれも確保した。ココはどうせラバー保持なので、片側0.5mm程度のズレなら何もしなくても適当に保持されるのだ。

ただ、一緒についてた配管は8割がたハードパイプだったので使えない。そのため、市販のホースを使うコトにする。

で、市販のホースを使うなら、やはり多少は真面目にフィッティングなんぞを使いたい。そのため、まずこのエレメントに取り付くフィッティングアダプタを探した。ホースは一般的なAN6の仕様で取り回すとしてアダプタを探したところ、割と近い寸法のものが見つかったので確保した。

ヤフオクで「フューエル レギュレーターアダプター」として販売されていたもので、取り付け穴ピッチが32mmのものになる。また、パッキンが差し込まれる部分にとりついていて、差込部の外径はφ11mmである。

CBR1000Fのオイルクーラーは取り付け穴ピッチが30mmで穴系はφ10mmなのだが、そもそも穴はすぐに90度曲がっているので、差込部は邪魔にしかならない。従ってコレをカットし、純正のOリングを使って封止するコトにする。当然、取り付け穴も左右1mmずつ内側へ削り込む。

すると、こんな部品ができあがる。

差込側を少しだけ残してあるのは、Oリングがズレないため。コレをボルトナットで固定すれば、純正オイルクーラーコアがAN6対応になる。

さて、ホース側、そしてエンジン側の部品も集めねば…

(2020/01/30再追記)

とりあえず、オイルクーラーコアを車体に固定する方法を考えるべく、まずはUボルトでの固定をやってみた。

う〜ん、これはダメだなぁ。高さ的に低すぎる。フロントホイールやフェンダーのせいで風があまり当たらないぞ…。

というワケで、別の固定方法を考えるべくその周囲の写真を撮影して考えてみる。

ふむ…このレギュレータを固定しているボルトは、フレームの穴を通して反対側のコイルステーに溶接してあるナットと締結されてる…っと。このナットを吹っ飛ばして、両側にステーを生やせばイケるかしら…(^_^;)。

(2020/02/13追記)

ナットを吹っ飛ばそうとも思ったが、結構固そうなのでドリルでバカ穴にし、オイルクーラー取り付けステーの基台を固定してみた。長いボルトとアルミスペーサを使ってまずは仮組み。

で、この状態から採寸を行い、ボルトを+10mm、左スペーサを+3mmしたら、コの字ステーでオイルクーラーが固定できそうだと判明。すでに作図は済ませたので、今度時間があるときにバッテリーケースの余剰アルミバーから切り出して製作しよう。

(2020/02/22追記)

色々材料が揃ったので、早速オイルクーラー本体の固定を行ってみる。まずはステーを切り出し、車体に固定してみる。

で、ここにオイルクーラー本体を固定するとこんな感じになる。

で、ココで重要なのはこの位置関係かな…と。

フロントフェンダーに申し訳程度に付いているこの「ウイング」、本来はこうやってオイルクーラーへ風を当てるためのモンと聞いている。CB-Fも初期の頃は単に丸いフェンダーだったんやけど、後期には同じような造形になってるのな。

さて、後は実際に取り出し口を装備してオイルを通す工事を検討せねば…。

(継続中)

Zak について

基本的にヲタクです。いや、別に萌えとかいうのではなく、ハマるとトコトン進めようとする癖があるので、自制が必要だという…。
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