ちょい前にポジション出しのためのプレートを装着したのだが、根本的にステップの位置が気になり始めてきたので、バックステップ化の検討に入るコトにした。
まずは以前作ったプレートのデータから、こんな部品を作図/プリントしてみた。想定としては、元の上側の穴にステップ部品の下側の穴を固定し、ステーの先にステップ部品の上側の穴を固定するコトにする。

で、これを実際に装着し、状況を確認してみた。まず左側だが…
どうも、三つの穴を一直線上にすると、ミッションペダルのピボット位置が高くなりすぎる感じがするので、少し前に傾けるのが良さそうだ。
あと、ピボット軸の関係でプレート固定用のネジ穴をもう少し移動させる必要がある。
次に右側を確認すると…
こちら側は特に大きな問題はなさそうだが、ブレーキペダルは少し短いものを探す必要がありそうやな。とりあえず今日はここまで。
(2020/03/30追記)
先の実験を踏まえ、若干形状を変化させたサンプルをプリントし、あてがってみた。
これで概ね問題はなさそうだが、カカト当て板のベース穴位置が少しイマイチな気がしたので、そこだけ修正してミスミに発注した。また、別途ブレーキペダルとリンケージロッドを確保しておいた。
で、ミスミに発注していた部品が到着したので、実際に組み上げてみた。残念ながらブレーキペダルはセレーション部の径が微妙に異なっていてアウトだった。同時期のCBX125Fのペダルなのでイケると思ったんだがなぁ。リンケージロッドは若干長めではあったものの、なんとかイケた。
4.5Tの鉄板を使い、幅をある程度広くするコトで曲げ強度を確保した設計やが、さすがにヲイラが片足で乗ると若干しなるようである。普通に乗る分には全く問題はない。
ブレーキペダルは結局元のものを再利用したが、やはり少し遠目ではあるので、使えそうなペダルを探さねばならない。ペダルストッパについても、現在は偶然ボルトの頭に引っかかってくれているので助かっているが。これも違うペダルにするなら再検討が必要だろう。
とりあえず、しばらくはこの状態で乗ってみるコトにする。試走してみた範疇では、だいぶマシなポジションになったとは思うのだけど…。
(2020/04/17追記)
足首の当て板を再設計し実装してみた。以前のものと同形状とし、取り付け部分のみ変更した形態で作成した。以前の樹脂製のパッドも装着してみたのだが、あまりに幅が広がりすぎて却って乗りにくくなったので、今回はアルミ板のみとした。
ただ、そうするとミッション側はどうしても減速シフト時にピボットを踏んでしまうので、コッチだけスペーサを3mm追加してある程度解消するコトにした。
(2020/11/10追記)
なんか、このページを参考にしてくださる方がいらっしゃるようなので、若干参考情報をアップする。
- ステップの2つのネジ穴の間隔は、ウチの計測ではセンター間63mmとなっている
- 純正の固定ネジは、上側が通常のM8、下側がM10の細目、長さはどちらも35mmである
- バックステップに使用するネジは、上から順にM8-20(裏にロック用ナット)、M8-50、M10-50細目、いずれもSCM435のメッキキャップボルトを使用した。
参考になれば幸い。
(継続中)