[EuroRack] TR-808のシンバルを作ってみよう(2021/11/14追記)

今回でクローン製作第五段かな。このシリーズもだいぶ進んできて、残るのがシンバル、クラップ、リムショット、カウベル、クラベスって感じか。クラップは再現に必要な部品の入手に問題があるので先送りするしかないし、シンバル以外は結構単純な回路っぽいので、ここらで大物であるシンバルに手を出そうかな…といったトコロ。

今回もネットに転がる回路図を読み、シンバルの音源に関連する部分を抜き出して新たな回路図として整え、そこからパターンを生成し…ているのだが、これがチとハンパない。たぶんTR808音源の中で、最も凶悪かつ最大規模の回路構成になってるな。

金属音の音源はハイハットと同じ6連装の矩形波発信器なんやけど、それを3通りの方法でフィルタリングし、それぞれに異なるトリガを仕掛け、最後にミックスして出力するという懲りよう。しかも、ネットに転がっている回路図は無理矢理押し込んだような描き方になってるので、最初は全容が全く掴めない(^_^;)。回路信号が逆走(右から左)してるような描き方になってる部分があって、読んでて混乱する。

なので、一旦全部KiCADの回路エディタに抜き出し、何度も元の回路図と同じ回路になっているかどうかを確認し、それから動作の仕組みをチェックする羽目になってしもた。当然、回路構成部品の数も最大。現状でなんとかハイハットと同じ55mm幅に収まったが、ミッチリ部品が並ぶコトに。

さて、もう一回チェックしてから発注するか…。

(2021/11/14追記)

チとバタバタしていてアップが遅くなったが、まずは完成した基板から。

部品のゴチャり具合がハンパないね(^_^;)。さすがにハンダするのも厄介。

で、実際に鳴らしてみた。

なるほど、こんな音になるのか。たぶん間違ってはいないんだろう。途中音が細くなるのはTONEのつまみを弄ったから。一応効いているらしい。

とりあえず、コレも一旦完成とするか。

Zak について

基本的にヲタクです。いや、別に萌えとかいうのではなく、ハマるとトコトン進めようとする癖があるので、自制が必要だという…。
カテゴリー: EuroRack, なんか作る, 電子回路 パーマリンク