[Audio] スピーカ箱をつくろう(2024/03/27追記)

製作中のパワーアンプのデモ用に、手持ちの余ってるユニットを使ってデッチあげようかな…と。

今も横でパワーアンプのランニング試験をしてるワケやが、負荷に使ってるのはNS3-193-8Aってユニット。元々はパソコン用のスピーカを作るつもりで買ってしばらくは運用してたんやけど、結局昔使ってたコーラルの4A-61の方が良い感じだったので、外して置いてたのね。

でも、4A-61は自作アンプでミスって飛ばすと後がないスピーカなので、ランニングチェックにはNS3を簡易バッフルに取り付けた状態でずっと流してたワケですわ。

で、作ったパワーアンプはそのうち機会があればキット化して売ってみようかなとか思ってるので、その時に机上でデモするのにスピーカが必要やな…と思ったワケです。

で、サクっと作図してみました。

完成図
板取図

8cmぐらいまでのフルレンジにいい感じの箱かな。内則で236mm x 120mm x 126mm。約3.5リットルの密閉箱やね。900mm x 450mmのt12mm合板で、可能な限り余すトコなく板取できるサイズに設計してある。

バッフルの一部はM4ボルト4本で固定するようにして、スピーカユニットを簡単に交換できるようにした。内側で90mmの幅があるので、外付けユニットなら多少無理をすれば10cmクラスのフルレンジもイケるかも。

実際にホムセンで板を切る時に少し手違いがあって若干小さくなったけど、とりあえず切ってもらった。穴あけ等はウチでやるので、まずは板材の状態で。んで、シナベニアには裏表があったり木目に色々あったりするので、内外を間違えないようにマジックで色々書き込んでおく。書いた方が内側にくるように組めばOKって感じ。

で、まずは穴あけ加工から。とりあえず、手持ちの6mmのドリルで開けるトコに穴あけを済ませ、裏側からM4の爪付きナットを打ち込んでおく。

ホントはあと端子用の穴とかスピーカ自体の穴を開けないとアカンのやけど、工具が足りないので後回し。現時点で組み上げられる部分までを組んで行った。

今日はココまでかな。

(2024/03/13追記)

機材待ち(自在錐、たぶん実家のどこかに埋もれてるので、買い直し)の間に、端子のコトを考える。

よくあるスピーカ端子って結構高価やし、ソコソコでかい穴を開けないとダメだったりする。当然、その部分は内圧がモロに掛かるので、心情的にヨロシくない。

で、昔やってた方法を少しマシにした奴でいくことにする。いわゆるジョンソンターミナルを直接打ち込んで、内側からナット止めにするのな。ワッシャ関係がいくつか必要なので、まとめて発注するコトにする。(自在錐も含めて、モノタロウの安売りの日待ち)

(2024/03/18追記)

色々工具が到着したので、一気に作業を進めた。

まずは到着した8mmのドリルで背面のターミナル穴を開け、背面板を接着していく。

次に、到着した自在錐でバッフル板にスピーカ穴をあける。当然、片方から半分ぐらい開けたら、残りは反対側から開けるコトで切り口を綺麗にする。

スピーカ端子は、今回はジョンソンターミナルを直接植える形でいく。8mmの穴に通して内部からナット止めやね。スピーカの配線はこのナットにラグを共締めする形になる。

天板、バッフルの上側と順に接着していく。

最後に側面の板を接着して、箱自体は完成やな。

バッフル板を塗装し、裏にコルク板を貼っていく。これがパッキンになる。

とりあえず、バッフル板を箱にボルト止めしてみる。

で、一旦バッフルは外してスピーカユニットを固定しておく。

さて、明日は箱の塗装をしよう。明日中に完成するかしら?

(2024/03/19追記)

明日から出かける予定なので、今日のうちに塗装を済ませておきたい。残念ながら今日はあまり暖かくないので、乾くのは今日は無理やろな。

塗料はトレーラにも散々使ったウッドガード。油性ステイン系の塗料やね。3回ほど塗り重ねたから、乾いたら磨いてワックスを塗ってやろうか。この辺の知見はトレーラでだいぶ仕入れたので、昔よりもいい感じにできそうな予感。

外の気温ではもうこれ以上乾きそうにないので、とりあえず室内で。まだ少し匂うけど、大丈夫やろ(笑)。

(2024/03/26追記)

実家から、大昔に作ったミニスピーカを回収してきた。箱がラワンベニアで出来てるトコロが古さやね。当時はホムセンにシナベニアなんてエエモンは無かったんや。ユニットはFE83なんやが、これはもうだいぶエッジが死んでるので要補修ってコトで放置やな。なんでも、ブレーキフルードを塗ると良いなんて話があるらしいので、今度晴れた日にやってみよう。

で、その古いミニスピーカを分解してガードを取り出した。

で、ガードを綺麗に拭いて、製作中のバッフルに固定。

ネジが上下左右になってるのは、裏どめのユニットが45度方向に固定ネジがあるので、ソレと干渉させないためやね。

さて、そろそろ本体にニスか何かを塗って磨くか…

(2024/03/27追記)

ホムセンでニスの仕上がり眺めてたら、ワックスで良いやってコトになって、トレーラに使ったワックスの残りを前、天、両側に塗って擦り込み、布で磨いておしまいにした。

で、まずはそこにダイソーで買ってきた手芸用の綿を詰めていく。途中、端子と配線をネジ止めし、さらに詰める。

背面と底面はこんな感じ。底は傷つき防止のフェルトを貼った。

で、バッフル板をネジで固定して完成やね。

これで、テスト用兼展示会デモ用のスピーカが完成した。

Zak について

基本的にヲタクです。いや、別に萌えとかいうのではなく、ハマるとトコトン進めようとする癖があるので、自制が必要だという…。
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