車体がだいぶ出来上がってきたので、そろそろタイヤに関しても検討を始めるコトにする。
現在取り付けられているタイヤはダンロップのTT100で、実はヲイラはこのタイヤに関しては悪い思い出しかない上に、後のタイヤはすでにヒビ割れてるので、とっとと交換しなければならないのよな。で、まず本来のスペックを確認してみる。
- フロント:3.00−18 4PR/47P K527A
- フロントリム幅:1.85
- リア:3.25−18 4PR/52P K527
- リアリム幅:2.15
どっちもダンロップのデフォルト用のタイヤである。が、ヲイラは個人的にブリジストン派なので、これに該当する奴をさがしてみる。
まずタイヤの外径サイズを計算する。するとフロントが609.6mm、リアが622.3mmと計算される。どちらのタイヤも、カタログ上の標準リムサイズで設定されてるので、このまんまで考えて問題はなかろう。
次にブリジストンでソレっぽい候補を見る。当然ツーリング用だが、少しはスポーツ側の性能も欲しいので、BT45あたりかな。サイズ表を見ると100/80−18が617mm、110/80−18が634mmらしい。リアはサスアームとの干渉が気になるし、フロントは速度計の誤差の問題が気になる。まぁ、そっちは1.2%程の差でしかないが、遅く表示されちゃうのがね(笑)。
ちなみに、巷で見かける例としてフロントには90/90−18があるみたいなんだけど、一覧表で見る限り実は外径がデカい。ただ、リムの標準値から考えると、1.85のリムに入れた場合には変わらないのかもしれない。
- F用:BT45 100/80−18 M/C 53H TL 直径617mm 幅100mm リム標準2.50
- F用:BT45 90/90−18 M/C 51H TL 直径622mm 幅89mmリム標準2.15
- R用:BT45 110/80-18 M/C 58H TL 直径634mm 幅110mmリム標準2.50
こりゃ、どっかで中古タイヤを探してきて一度実験したほうがイイかしら…それとも、もう少し巷の実例を探しましょうかねぇ。
(2019/11/05追記)
とりあえず状態の悪い&寸法候補が一つしかないリアを入れ替えた。

懸案のリアサスアームまわりだが、こんな感じ、割と余裕やな。
外径は、計算上は3.50とあまり変わらないハズなのだが、実際にはTT100の3.50に比べて若干小さくなってるようだ。ホイールをクルマに積んだ時の、周囲とのクリアランスが違うので判明した。
カタログデータを見ると、TT100の3.50-18は直径656mm…わぁお、約20mmも違うで(^_^;)。
(2019/11/27追記)
フロントフォークのオーバーホールの時にフロントタイヤも交換してしまったので、チと遅くなったがここで追記。
とりあえず、寸法は90/90-18にするコトにした。やはりフェンダー内側のクリアランスがチと怖かったからね。
で、実際に装着するとこんな感じ。

ある意味、見慣れた姿になった(笑)。しばらくはこの状態で色々走ってみようと思う。
この項はこれにて一旦終了やな。
(2020/08/30追記)
随分久しぶりにこの項に追記するが、今日走ってきて分かったコトを記録しておく。
荷物満載の状態でキツい峠道を走る場合、リアが110/80ではエッジの角度がイマイチで、割と簡単にズリっといくことが判明した。恐らくこれは、幅の狭いリムに対して太めのタイヤを取り付けたコトによる断面形状の変化が問題ではないかと推測する。
次回タイヤ交換時、リアは100/80か100/90で検討するコトにする…となると、BT45にもBT46にも候補がないんだよなぁ…
ブリジストンで検索すると、とりあえずの候補はこれかぁ…
- R用:BT39SS 100/90-18 M/C 56S TL 直径635mm 幅98mmリム標準2.15
標準リムサイズがピッタリなので、たぶん今回の問題は解消されると思われるけど、これ、今はドライメインらしいんだよなぁ…
う〜ん、弱った…
(2021/02/05追記)
久しぶりに追記。チョイ前からタイヤ変更の検討をしていたんだけど、色々考えた末、まずリアを90/90-18にするコトにした。というのも、純正のリアの外径が計算上622.3mmなんだが、90/100-18や100/90-18では637.2mmとなり、リアが持ち上がりすぎる問題が残るワケなのな。90/90-18やと619.2となって数ミリ小さいだけなので、まだ純正に近いかな…と。
ただ、実は90/90-18のリアタイヤってほとんどない。散々探し回ったけど、海外のちょっと怖そうな奴を除けば、超ハイグリップな奴かあのTT100しかないのだ。もしくはフロントタイヤの逆履きってのもあるが、お店で見る限り溝の深さが浅すぎる。こんなん、あっという間にチビるで。
で、散々悩みまくった挙句、TT100にしてみるコトにした。正確にはTT100GPやな。
大昔、まだスーパーホークに乗っていた頃、TT100には非常に苦労させられた思い出しかない。なんせ車体がなかなか寝てくれない上に、一旦寝始めると今度は一気に傾くんだ。なんか壁でもあるかのように。それを当時のBT39に切り替えたところ、恐ろしく安定して走れるようになったので、それ以来のブリジストン派だったんだよね。
ただ、いつの間にか元のTT100とは別に、TT100GPってのが設定されてた。これはコンパウンドとか色々変わってるらしく、タイヤパターンこそ古いまんまなものの、動作は別物らしい。らしいと聞きはするが、当時のトラウマはかなり絶大で、試すかどうかスンゲェ悩んだ…ここ数週間ぐらい(^_^;)。
で、本日意を決してお店に出向き、丁度在庫されてたTT100GP 90/90-18を履かせてみた。こいつはカタログによれば外径は627mmらしい。フロントはまだBT45のまま、リアだけTT100GPという状態で走ってみたところ…あれ?なんかメッチャ普通なんですけど(爆)。昔のような立ちの強さは全くなくなり、普通に傾けるコトができるわ。
まだ皮剥きが終わってないので、急峻なコーナーワークは行ってないけど、昔のような壁はないな、これ。これなら車体を傾けるのも楽しめるわ。
しばらく、様子を見てみるか…
(2021/02/24追記)
少し時間を空けて、フロントもTT100GPにしてみた。サイズは純正と同じ3.00-18。本当は数日前にタイヤ自体は装着してもらってたのだが、予備に買ったホイールのベアリングが死んでいたので、今日ようやく交換し、ホイール入れ替えを行ったのであった。なんで6302DDUがこんなに品薄なんだ?
で、さらっと近所を流してみたのだけど…本当にあっけないぐらい自然に走れる。リアTT/フロントBTの状態やとフロントが微妙にネバる感じがして嫌な雰囲気だったのやが、フロントもTTにしたらそういった問題も解消されてしまった。TT100GPおそるべし。
タイヤに関しては、デザインの問題を除けばこれで概ね解決してしまった気がする。デザインの問題を除けば…
(2021/09/05追記)
現状、普通に走る分にはなんら問題がないTT100GPなのだが、やはりどーしてもデザインが気になる(^_^;)。古めかしすぎるのよ。
で、最近検索してて気づいたんやが、いつの間にかミシュランCITY PROってのに90/90-18が設定されてるらしい。以前は検索しても出てこなかったし、通販サイトをみると今年の6月末に掲載開始ってコトやから、最近設定されたんやろな。
デザインは今風やし、前後兼用なのもうれしい。値段も概ね8000円程度と悪くない。とりあえず、外してある元のホイールに履かせてあるBT46 110/80-18を外してもらって、コレを入れてみるコトにしようか。んで、フロントは元のホイールにBT46 90/90-18がついたままやから、それと組み合わせて走ってみたい。
近いうちに発注するか…
(2021/10/16追記)
発注してたCITY PROが到着したものの、柏のライコの作業待ちが異様なコトになってて、13日まで作業を待つこととなった。需要が異様に高くなってるんやろな。
で、ホイール持ち込みで交換してもらって自宅に戻り、前後履き変えて出かけてみた。前は以前のBT45 90/90-18のまま。後が今回のCITY PRO 90/90-18になる。
まずはタイヤ交換時の比較から。元はBT45 110/80-18である。やはりかなり細く見えるな。
傑作なのはフロントのBT45と比べても細く見えるトコロだろうか。どちらも同じ90/90-18で、ハマっているリムの幅が若干異なるだけなんやけど…。
とりあえず走ってみる範疇では特に何の問題もなく走れる。ただ、タイヤの剥離剤がとても昔の雰囲気のものなので、まだ少し慎重に走るようにはしている。
もう少し剥離剤が剥がれたら、チョイと峠道っぽいコースを流してみるか。
(継続中)