[Camper] トレーラー関係の法律を勉強しよう(2021/04/19追記)

トゥデイにヒッチメンバーを取り付けた以上、次はトレーラーをどうするか…なんだが、その前に関連する法律を確認しておきたい。

現状、軽キャンパートレーラーをどうやって自作するのか?を検討中なワケだが、当然ナンバーのつく「車両」であり、法律上は「被牽引自動車」なワケだから、保安基準が存在する。これをできるだけ紐解いて「何ができるのか」を考えていこうと思う。

なお、最低ラインとして平らな荷台のカーゴトレーラーに自作のシェルを積むというのは前例が案外豊富にある。いわゆる軽トラキャンパーの類がソレで、トレーラーであっても基本的に法律は同じなのでそのあたりはまぁ大きな問題はないだろう。重量関係だけは厄介だけど。

●改造した車両を検査する時の移動に関して。

道路運送車両の保安基準 第56条によれば、基本的に「改造場所と試験場の間」の往復に関しては、仮に基準に当てはまらない部分があったとしても、最低限の灯火があれば運行には問題がないみたいやな。ただ、臨時運行って形なので仮ナンバーが必要になるのかもしれんが…。 →2021/04/19追記分へ

●車両総重量と最大積載量

軽トラックの場合、最初から仕様に決まった積載量が最大になる。大抵は軽自動車枠最大の350kgのハズだ。ところが、トレーラーの場合は「牽引する自動車に認められた限度」という制限がある。牽引できる車両の総重量に限度があるワケね。いわゆる950登録とか302登録ってのは、ソレを決めるお話になってる。

現状、ウチの場合は主ブレーキ無しでの牽引において、車両総重量が360kgまで認められている。当然、車両重量が10kgのトレーラーなんて存在しないので、これはそのまま最大積載量に制限を受けるコトになる。つまり、360kgからトレーラーの車両重量を引いた値が最大積載量になる…というコト。

しかも、例えばトレーラーの車重が100kgなら260kgまでのシェル…には、実はならない。なぜなら、最大積載量には決まりがあって、50kg単位でしか認めてくれない(条文どこだっけ)。従って、この場合は250kgまでというコトになる。当然、トレーラーの車重が120kgになった時点で一気に減って200kgになっちゃうのね。

カーゴトレーラーにシェルを積む場合、この辺りが重要になってくる。意地でも110kg以下のカーゴトレーラーを探す必要がある。もしくは、何らかのトレーラーを改造しカーゴトレーラーにする場合に、車重を110kgまでで抑えないと、50kgも最大積載量が減らされてしまうコトになる。

●箱型のカーゴトレーラーの要件

ここからがある意味このページの本題なんだが、上記のように積載量の問題があるのと、当然のコトながら車検時にはそのシェルを外さねばならないという問題を抱えるコトになる。軽トレーラーは2年に一回とはいえ、これは若干厄介だ。

で、色々書籍を読んだりして調べると、いわゆる箱型のカーゴトレーラーというのもアリだというコトに気づいた。商品としても、そういう箱型のトレーラーってのを販売してる。というコトは、例えばキャンピングトレーラーの一歩手前みたいな箱だけの車両を製作しそれで車検を取れれば、車検時は内装のモンだけ下ろせば済むハズだ。

問題は、車検に適合するために必要な要件がなんなのか…なんだよね。

とりあえず、道路運送車両の保安基準 第18条によれば、「しっかり作れ」としか読めない内容になってる(^_^;)。ここの公示は道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第178条なんだが、ハミ出るなとか色々あるものの、基本的にはやっぱり「しっかり作れ」としか読めない。

しかも、今回は「荷室」扱いの予定なので走行中に人が乗れない代わりに、乗員に対する保護は一切考える必要がないハズだ。

これはまた、少し相談に行く必要がありそうやな…。

(2021/04/17追記)

自動車の用途等の区分について(依命通達)という通達を見つけた。これによれば、軽貨物自動車の要件として

  • 荷物を置く床面積が0.6m2以上
  • 物品の積卸口が縦600mm/横800mm以上で、側面なら真横から見て0.48m2以上
  • 乗員はゼロなので、床面積割合/重量割合/隔壁等の考慮は不要

と規定されているようだ。この辺を踏まえて質問書を作成し、週明けにもまた軽自動車検査協会へ行ってみるか。

(2021/04/19追記)

軽自動車検査協会に色々問い合わせた。

まず、試験場との往復に関してだが、厳密には市役所の判断だけれども、大抵は既にナンバーがついていれば、そのナンバーで試験場まで持ってきてるとのコト。これは一安心。

次に、保安基準内の乗員に関する規定だが、これは荷室扱いで乗員はゼロなので全て無視して良い。ま、当然やな。

間口案件という呼称をされていたが上記の積卸口の規定は重要で、これと「荷台」面積があれば軽貨物として成立する。要するに、平らな床の面積が0.6m2あればOKってコト。

ただし、一件抜けていたコトとして、最大積載量の最低値は100kgだというコト。軽貨物である以上、100kgは積める前提でなければならない。これは逆算すると、牽引車の牽引できる車両総重量が360kgなので、車体を260kgまでで製作せねばならないというコトになる。ただ、車検時にそれだけの余裕があれば良いというコトでもあるので、例えば装備のいくつかを取り外し式にしてしまえばクリアしやすくなるだろう。

最後に、旧規格の軽自動車が新規格の軽トレーラーを引く場合だが、まだその根拠条文を見つけられていないものの、牽引する車両より牽引される車両の幅の方が広い場合、片側150mmまでであれば問題はないそうだ。現状、いわゆる旧規格の軽は車幅が1.40mで、現行規格は1.48mとなる。片側ならその差は40mmなので、問題はないらしい。

(継続中)

Zak について

基本的にヲタクです。いや、別に萌えとかいうのではなく、ハマるとトコトン進めようとする癖があるので、自制が必要だという…。
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