時々ネタにしてるので、ココにもアップしとこうかと(笑)
ヲイラが最初にハンダ付けを行ったのは、小学五年生の時。当時はまだ鉄道好き以外の趣味はあんまりなかった。
親の実家がある松江市の、確か今井書店って店の階段の途中に吊るしてあったと思うのだが、カホ無線のエレキットって電子キットを買ったのが始まり。当時はブルーケースシリーズと言って、キットが入ってる樹脂製のケースがそのまま完成品のケースになるように出来てた。ボリュームとかスイッチの穴の部分だけ樹脂が薄くなってて、そこをくり貫けば良いようになってたのな。
キットの名前は確か「風呂ブザー」だったと思う。風呂に水を入れ、満水になったら音がするって奴ね。
なんで鉄道好きがそんなもんに手を出したのかというと、その箱に「新幹線の発車ベルの音」って書いてあったから。つまり、家で好きな時にあの独特の音(当時はメロディではなく、プルプルといった電子音だった)が聴けるワケや。センサを通電状態にしたらナンボでも聴けるからな。
で、親父の40Wのハンダゴテ(ニクロム巻線式、コテ先角形断面)を借りてなんとかハンダ付けしたのがこれ。配線は当時のキットとは異なり、多分音源としてライン入力に入れるようにしたんやと思う…強引やけど。


火傷もした気がするが、そんなコトどうでも良かった。音がチャンと鳴った時は本当に嬉しかったよ。
この経験がなければ「ラジオの製作」って雑誌を買うこともなかったし、その後その付録だったマイコンベーシックマガジンからのプログラマへの道もなかったかもしれないね。
そんな、人生のターニングポイントがこの基板だったワケやな。だいぶ前に実家整理して発見して以降、箱に入れて時々こんな機会があった時に出してきてる。
ヲイラが最初に行ったハンダ付けの品として。