[CB-F] サイレンサのグラスウールを交換してみた

何軒かお店当たってみたけど、アカンかったんや…

本当ならお店に任せたかったんやけどね。仕方ないので自分でやってみた。

モノはUSヨシムラのチタン管エキマニなアルミサイレンサー。もう何十年も前に新品買ったんよな。当時の価格は確か10万円チョイ程度やったと思う。さすがに色々ヘタってきてたのと、ヨシムラ自体の修理ではリベットが変わってるだけでも受け付けないらしい(何度かリベットが飛んだので、修理してもらってた)ので、コッチでやるしかないというね。

サイレンサはこんな感じ

まぁロンツーに出まくりで傷も入りまくりやな。厄介なのが、この部分。

最近の一般的なマフラーやと、中身が全部繋がってて筒だけがスルスルと抜けるような構造(つまり、前後のバッフル径が筒の内径)なんやが、これバッフルが筒を押さえつける形なんよね。

幸い、別ルートから情報を得てて、内部で分離できるようになってるらしいので、まずは筒のリベットを除去したんやが…筒が外れん。迂闊に叩くと壊れるんやが、ゴムハンマー程度の威力では全くビクともしない。

最終的に取った方法は、片刃のタガネを継ぎ目の隙間に立て(傾斜面を筒側に…そうしないと、叩いてるウチにフランジを歪める可能性があるので)全周にわたってハンマーでタガネを叩きまくり。

そうすると、なんとか数ミリ抜けてきたので、今度はフランジを押し出す方向にタガネを当て(逆刃状態)、全周叩いてフランジを抜いていく。なお、この作業はエキパイ側だけやれば問題ないみたい。なお、この為だけに片刃のタガネを購入しました(爆)。

で、やっと分解できた。

実はココで少し想定外。事前に得ていた情報では、筒の全長にわたってパンチングメタルのパイプがあるハズだったのだけど、なんとコレは膨張室付き。どっちが新しいバージョンなのか解らないけど、少なくとも二種類はありそう…もしくは、事前情報のは改造されてたのかも。

で、真っ黒であちこち散ってるグラスウールをなんとか回収してゴミ袋にいれ、新しい奴を巻く。デイトナのLサイズをホボ全部巻いた。グラスウールの幅的にそのままでは巻けないので、長手方向を当該幅でカットしたハンカチサイズのを何枚も重ねる感じで巻いた。

で、まずは筒に押し込む。

これは膨張室の仕切りを使ってそのまま押し込むだけやな。次に組み立てやが…そのままでは例によってかなりキツいので、フランジ側も筒の内側もサンドペーパーでだいぶ削ってアタリをマシにした。それでも木片を当ててハンマーで殴らないと入って行かないんやけどな。

全部押し込めたら、ブラインドリベットで固定しまくり。

ココで一つネタなんやが、どういうワケかフランジはかなり分厚く、普通に考えるとブラインドリベットが通らない。しかし、フリーサイズのブラインドリベットを使うと、途中の穴でもリベットが膨張して内壁に引っかかってくれるっぽい。なので、長めのフリーサイズリベットを使ってガッツリと止めまくった。一応手応えあったんで、大丈夫やろ。

あと、実はエンブレムのエキパイ側のリベットは、先の膨張室の仕切りと共締めになってるみたい。仕切りに小さな穴があるんで、ソレチャンと合わせて組み立てないと、リベットが通らない(爆)。

あとは走ってみてのお楽しみやな。

Zak について

基本的にヲタクです。いや、別に萌えとかいうのではなく、ハマるとトコトン進めようとする癖があるので、自制が必要だという…。
カテゴリー: CB-F, 乗り物, 単車 パーマリンク