小さいトレーラなので、床下も有効に使いたいってコトで、排水タンクを収納するケースを作成するコトにした。
シンク位置を想定している場所の直下辺りに排水タンクを設置するための穴を前回開けておいてもらったので、そこに取り付けるケースをざっくりと設計し、板材をホムセンカットし、早速防腐剤処理。現物合わせの当たり逃げを行ったのが2枚。

かなりざっくりとした設計やけど、まぁなんとかなったかな(^_^;)。で、サクっと組み立てて、今度は防水剤を塗りたくる。



使ってるタンクは、実は工事現場で看板とかに使う重し用。10リットル強のがあったので、それを使っている。キャップは3Dプリンタで作り直して、ホースを通しやすくした。
で、実際に車体に当てがってみる。



うん、想定通り。ドアは現段階では床からハミでているが、これはこの上に外壁材が来るコトでホボツライチになる予定。
さて、このドアのキーロックを検討せねばな…。
(2023/03/09追記)
モノタロウで、共通キーにするコトが可能なキーロックを見つけたので、4つほど確保。そのうちの一つをケースに取り付けた上で、ケースを車体に固定した。



キーロックのゲートは床板の底側に直接取り付け、ベニア部分のみ若干掘り込んでやった。これで排水タンクを収納できるようになった。後は上物が建った後で、排水パイプの為の穴を開けてやればオシマイかな。
(2023/05/06追記)
客室が無事組み上がったので、排水パイプの為の穴を開けた。まずは細いので位置決めし、50mmのホールソーでガ〜っと開けちゃう。途中は断熱材なので簡単に穴が開く。その後、呼び径40mmの排水用パイプを切って接着。







これで排水タンク関係の作業は完了かな。
(2025/03/20追記)
内装が進むにつれ気づいた…いや、実はもっと前から気づいてはいたんやけど、見なかったコトにしていたコト…それは、室内の床をフラットにすると、シンク下のハッチが開かなくなること(爆)。
排水タンクはシンクからの排水ホースが刺さっており、これを抜かないコトには排水タンクを引き出すことができない…つまり、排水が溜まったら毎回床を上げてハッチを開かないとならない…あまりに不便よな(^_^;)。
で、どうにかならんかと思ってたんやが、世の中には素晴らしい金具が存在してるワケや。タンクにパイプを接続するための汎用金具やね。タンクの底に穴を開けこの金具を取り付ければ、排水ルートが確保できてしまうという便利金具やな。
届いたので確認したら、穴径はなんと27mm。別の作業でそのサイズのホールソーを買って使っていたのは超ラッキーやな。なので、まずは一旦タンクを取り外して加工する。この時も当然床を上げたんやが、もう大変としか言いようが…(^_^;)


この金具の内ネジはG1/2…つまり平行ネジなので、パッキンを介して以下を接続する必要があるが、実はそれもミソ。というのも、この先にコックを取り付けるワケやけど、コックをつけてしまうと元の床下ケースに入らなくなるのな。この金具だけやとギリ入るというね(^_^;)。
で、一旦コックを取り付けてみた。コック自体は安い樹脂のボールバルブやな。こっちの内ネジはR1/2…つまりテーパーネジなので、ジョイントとしてテーパーネジと平行ネジの変換ニップルを捩じ込んだ。無論、いつものシールテープを巻いた上で。タンク側は内径18mmの平パッキンを入れてある。


この状態で風呂場へ持っていって風呂の残り湯を入れてみたところ、全く問題なく止水できてるコトが確認できた。
次に排水タンクケースの底に大穴を一つ開ける。ここは余裕を見て手持ちの50mmホールソーでゴリゴリ。

当然、中からは無理なので下から切ったから、内側がバキバキ(^_^;)。これをペンキ塗りまくって防水し、タンクのコックを外した状態でケースに納め、下からコックを手回しで入れていく。ある程度のトルクが掛かったらそれ以上は回さないのが肝要かな。パッキン痛めるだけやろからね。
で、完成図がこれ。

排水時は下にバケツを置いて、コックをヒネれば排水されるようになった。高さ的に普通のバケツやと面倒やし、バケツを積んで走るのも面倒なので、折りたたみバケツを確保しておこう。
さすがにコレでもう、ココの作業はないかな…ないと思いたい(笑)